レッスンのご報告:2016/2/29(月)東京アレクサンダーテクニーク&ボディマッピングのグループレッスンのご報告
2016年2月29日(月)14時から16時30分にかけて、東京にて、アレクサンダー・テクニーク&ボディマッピングのグループレッスンを行ないました。
先月は私の不手際で小さいスタジオで開催しましたが、今月はいつものスタジオでのレッスンです。
受講者の方は、レギュラー陣
ピアノ奏者の方
リュートモデルノ(マンドリンの仲間)奏者の方
鍼灸師さんでご趣味が武道の方
今回はじめてご受講された方は、
ピアノ奏者の方
声楽家の方
今回の講師側から提示しているテーマは、「存在の質を変える その1(視界を中心に)」でした。
はじめに視界への注意を変えることによって、サポートが変わることを経験いただきました。
そして、ゆっくりと空間全体にまんべんなく視線をゆっくりと動かすワークをしました。このワークは、自律神経系の働きを正常に戻し、あがりや過度な緊張を防止する効果があります。
初参加のピアノの方とはアレクサンダーの基本のディレクションを思って伸びやかになって演奏していただきました。、
「こんなふうに注意を向けるだけで、楽になるんですね♪ 知ることができてとても嬉しいです。」とおっしゃいました。
声楽家の方が、ブレスをあまりに大きく摂り過ぎるので、どうしてなのか尋ねました。
そうしたら、大きな声で歌うのが苦手で、今先生から呼吸をすべて声に変えるようにとアドバイスがでているとのこと。
もちろんそんなことをしなくても、アレクサンダー・テクニークの基本のインヒビションと4つのディレクションだけで、本当に響きのある、よく通る声になっていきました。
先生業の方にありがちなことは、自分が容易にできることができない生徒さんに対して、どのように教えてよいのかわからないことが多いことです。
それで生徒さんが潰れなければよいのですが。。。
潰れないためには、生徒さん自身が賢くなる必要があります。アレクサンダー・テクニークはそういうふうに役立つのです。
ピアノ奏者の方とは、ペダリングと指の動きのタイミングが合わないとおっしゃいました。胸から腕に向かう筋肉の収縮を減らすと、脚の動きが自由になります。
ご自分でも胸から腕に向かう筋肉の収縮を解放して、演奏していただきました。
武道の方とは左右半身の使い分けについてレッスンしました。小さいエネルギーで大きな動き、素早い動きができるようになります。
次回の月曜日のグループレッスンは3月28日(月)です。詳細はこちらに。テーマはこちらです。
存在の質を変える その2(自律神経系とペリ=パーソナル・スペースの解放)
自律神経系を落ち着かせ、ペリ=パーソナル・スペース(身体近接空間)の密度と質をかえることで、存在の持つ説得力を変えます。
表現者・対人援助職・ボディワーカー・人間関係を改善されたい方に特におすすめです。
対人的なお仕事をする方にとって必要な、人を励ますような存在の質を学びます。
表現者で言えば、いわゆるオーラのある、説得力のある存在の質がテーマです。
表現者・対人援助職・ボディワーカー・人間関係を改善されたい方に特におすすめです。関連