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学生におすすめの農旅『北海道農業インターン』

こんにちは!
今回は学生におすすめの農旅(農業×旅)をご紹介します。
農旅といっても今回はインターンについてのご紹介です!

大学生2,3年生になると就活にむけてインターンを検討する人もいると思いますが、北海道での農業インターンというものもあります!

私が大学3年生のときに実際に参加し、とてもよかったプログラムなので紹介させていただきます(^^)/



北海道農業インターンとは?


北海道農業インターンは18歳~35歳までを対象とし、北海道の十勝帯広地域を舞台にしたプログラムです。
細かいことはホームページをチェックしてみてください⇩⇩

学生におすすめと書きましたが社会人でも参加できます!
期間が1~2週間と長めなこともあり、参加者の割合は学生が多いです。


今回学生におすすめとした理由の1つとして参加費が無料という部分があります。北海道に行くまでの交通費は自腹ですが、現地での移動費・宿泊費・食費・保険料・研修費などは全て無料です!

なかなかお金を準備するのが大変な学生でも参加しやすくなっています!

プログラムを主催しているのは有限会社TASUKIで、代表の山内一成さんがコーディネーターとしてインターンを取り仕切ってくれます。

山内さん(あだ名:やまさん)がとてもいい方で参加者1人1人に寄り添ってインターン完走をサポートしてくれます!!

インターンの雰囲気は下の動画も参考にしてみてください。


そして北海道農業インターンには2つのプログラムがあります。
『ネイチャーダイブプログラム』と『アグリダイブプログラム』です!

2つのプログラムとも昼間は農家さんのもとで農作業を行いますが、夜のセッションでのコンセプトが異なります。

ネイチャーダイブプログラム

ネイチャーダイブプログラムはその名の通り、自然のなかに飛び込みながら自分の軸や仲間との関係を考えるプログラムです。

夜のセッションでは、グループに分かれ多様な仲間との対話を行います。仕事に対して、共同生活に対して自分がどうあり続けるのかを宣言し、その行動や考えを仲間に伝えフィードバックをもらうことを繰り返すことで「鍛えられた自分軸」を発見するプログラムです。

北海道農業インターンホームページより

「今後自分は何をしていきたいんだろう、、?」と迷う時期に自分の軸を仲間とともに見つめ直すことができるプログラムになっています。


・開催場所 帯広市
・開催時期 8月中旬から9月下旬
・期間 2週間

動画のガイダンスも参考にしてみてください⇩


アグリダイブプログラム

アグリダイブプログラムはより深く農業を学びたい方におすすめのプログラムです。毎晩北海道の凄腕農業者の方が講義を行ってくれます。

夜のセッションでは、先進的な農業経営を実践する農業者、農業関連企業の方の話を聞き、「農業に対する自分のキャリアスタイルを確立」を目指すプログラムです。

北海道農業インターンホームページより

日本のなかでもトップクラスの農業地帯で活躍されている方のお話を聞けるので、毎日とても刺激的です。期間も1週間で参加しやすくなっています!

・開催場所 帯広市
・開催時期 3月上旬、ゴールデンウイーク、11月上旬等
・期間 1週間

動画のガイダンスも参考にしてみてください⇩


農業インターンではどんなことをするの?


それでは農業インターンに実際に参加した私の体験記をご紹介します。

私は2018年11月1日~7日の期間で、アグリダイブプログラムに1週間参加しました。当時大学生3年生で、就職活動を目前に控えていました。

所属していた農業系の学生団体のメンバーに誘ってもらい、数人で一緒に参加しましたが、インターン参加者との半数以上とは初めましてでした。

ところで皆さん帯広ってどんな場所かご存じですか?

帯広は北海道の中東部に位置します

帯広市を含めた周辺市町村をまとめて十勝とよびます。
十勝の特徴は何といってもその規模の大きさです。どの地域もひたすらに畑が広がっており、1農家の平均経営面積は40ha越えです。(東京ドーム10個分くらいです)( ゚Д゚)

実際に行ってみると圧倒的な規模と景色にカルチャーショックを受けました。

十勝の食料自給率は1200%という驚異的な数字で日本の食糧基地となっています。農業に特化した地域として日本の食糧生産を支えてくれています。

日中 農作業

日中、インターン参加メンバーはそれぞれ別の農家さんで1週間お手伝いをします。
私は長芋を生産されている農家さんで収穫のおてつだいをしました!

おてつだいした農家さんの畑です。畑もトラクターも大きすぎる(笑)
みんなで後ろについて出てきた長芋をとっていきます

トラクターで長芋を掘り起こしたら人手で回収し、コンテナに入れていきます。長芋1つ1つが大きくて重いので拾うだけでもかなり大変です。
さすが北海道!

中央で作業しているのが私です

傷をつけないように注意しながら土を落としながら回収していきます。

大きなコンテナが長芋でいっぱいになります

長芋食べさせていただきましたが、ほくほくで甘くてとても美味しかったです!この長芋はかなり高値で売れるようです。

トラクターにも座らせてもらいました!大きくてテンションあがる!


夜 セッション

農作業が終わったら宿舎に戻り、夕食をつくってみんなで食べます。
ご飯づくりは当番制で毎晩交代して作ります。

夕食を食べながら日中の作業を共有したり雑談したり

夕食後はゲストに来ていただき、仕事や経営、人生のことなどいろいろなお話を聞きます。インターン生も質問をしながら議論をし、今後の人生にむけてのヒントを得ていきます。

農作業で疲れているなかでも熱いセッションを行います!


毎晩日誌も書いてその日の気づきや思ったことをまとめていきます。

まじめなことはもちろん、お誕生日会したり夜な夜な話したり、仲間との時間も楽しみの1つです!


1週間は長いようで短く、あっという間でした!
思い出深い農業インターンです(^^♪

最終日に宿舎前で記念撮影!


農業インターンで得られたこと


最後に北海道農業インターンで得られたことを簡単にご紹介します。

北海道の農業を体験できる
道外では見られない規模の農業を経験できます。
体力仕事で大変ですが、その大変さ含めて思い出に残っています。
帯広市にもまた行きたいな~と愛着が湧きます。

農家さんとの交流
日中一緒に仕事をする農家さんはこのインターンのなかで一番多くの時間をともに過ごします。普段はなかなか関わることのない北海道の農家さんの仕事や考え方など勉強になることが多いです。そして1週間頑張って仕事したことで農家さんに信頼していただき、ねぎらいの言葉をもらえたときは嬉しい瞬間です。

インターン参加者との絆
共同生活をするインターン生とは特別な絆ができます。
今でもSNSでお互いの近況を確認したり、実際に会うなどの交流があります。コーディネーターの山内さんやスタッフの方ともその後もつながりがあります。また他の期間のインターン参加者と関わることもあったりと、たくさんの人とつながりができました。

自分軸を見つめなおせた
インターンは自分を見つめなおす期間になりました。
特に農作業中は自然のなかで黙々と作業することで普段考えないようなことも出てきます。進路に悩むことが多い時期に参加したこともあり、アドバイスをいただきながら自分の軸をじっくり検討できた時間は貴重でした。就活でこのインターンの経験も話すこともあり、とても有意義だったなと感じています。


長くなりましたが、北海道農業インターンは学生さんにとてもおすすめです!!
少しでも興味があればぜひご検討ください(^^)/

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