作品解説 「模型飛行機」
小学生高学年から中学生くらいには良く模型飛行機を作って飛ばしました。模型飛行機と言ってもプラモデルやラジコンのことではありません。私らが小さい頃は模型飛行機といえばこれでした。
竹ひごと紙と木の棒、ゴム紐なんかが主な材料です。これがセットになって売られていました。
まず竹ひごを曲げてヒューム管(アルミの細い管)でつないだ骨組に紙を貼って翼を作ります。それを長い割り箸みたいな木の棒でできた本体に取り付けます。頭にプロペラを取り付けて、それに長いゴム紐を後ろまでつないで動力にします。
飛ばすときはプロペラをくるくる手で回してゴムにたくさんこぶができるまで巻きます。それを空へ向けて手を放すと、ギューンと飛んでいきます。風に乗ると結構飛びました。
いろんな種類があって、それぞれ「・・号」とか名前がつけられていました。ご当地版もあってその地方の名前がつけられたものもありました。
今でも、わずかにゴム動力飛行機とかライトプレーンとかいう名前で売られているようです。
使用画材:紙、オイルパステル
サイズ :226 × 317
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