夏休み-800

作品解説 「田んぼで虫取り」

夏休み-800

 夏休みになると虫取り網を持って野原や田んぼへ虫取りにいきました。セミが近くの森で盛んに鳴いています。私の田舎では夏の初めにニイニイゼミが鳴き始めて、そしてアブラゼミ、クマゼミと鳴きだします。彼らがなく頃は夏真っ盛りです。そして夏休みも終わりになるとミンミンゼミ、ヒグラシが鳴きだします。彼らが鳴き出すと夏休みの宿題をしなければと、ちょっとだけあせりだします。
 田んぼは稲が実ってきて、濃い緑からだんだんと黄緑に変わっていきます。虫取りは昼間は暑いので、なるべく涼しい木陰のできる午前中に出かけます。田んぼにはバッタが沢山いますが、バッタは捕まえると口から黒い汁を出すので嫌いでした。やはりお目当はトンボです。主にシオカラトンボで稀に大きなオニヤンマを捕まえることができました。
 捕まえたトンボに紐を結んで飛ばして遊んだりもしました。まるで「わらしべ長者」ですね。わらしべ長者はアブだったかしら。。

使用画材:紙、ガッシュ
サイズ :273 × 396


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