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個人的にオススメしたい車3選

このレビューで出している通り、自分はおそらく一般人と比べると比較的いろんな車に乗ってきている。普通にタイムズの時もあればトヨタシェアやシェアモビなど、そのサービスも多岐に渡り、様々なボディタイプの車に乗ってきた。
となると、やはり「この車は格別いいな」と思う車も出てくるわけである。

あくまで独断と偏見による個人の好みのお話なのでどこまで参考になるのかわからないが、今まで乗ってきた中で「この車はすごいな」と思った車を紹介していこうと思う。

第3位 スバル レヴォーグ

3位はスバルのレヴォーグ。
実は出た当初に家車の点検中に10分ほど試乗させていただいたことがあり、その時は先進技術とボディの剛性感、走りに圧倒されたような記憶がある。
改めて乗ってみてもすごい車だと感じる。
四駆でどこに行っても安心、運転支援も支援力が大変強く安心感がある。
ボディ剛性にもしっかり感があり、どんな衝撃でも足回りと駆動力の力強さで収めてしまうので、どんな環境でも余裕と安定感、安心感を享受することができる。これは四輪駆動を大事にしてきたスバルしかなしえない技と言えるだろう。

インパネまわりの使い勝手には若干難があり、世間の評判通り縦型のタッチパネルは使いづらい。せめてブレーキホールドのボタンくらいは普通に残して欲しかったというのが正直な所。

スバルのブランドイメージと内装の使い勝手さえ許容できるのなら誰にでもオススメできるというくらいコストパフォーマンスの高い一台で、デビュー当時にスバルが提示していた「ワゴン価値」というものはしっかりあると感じる。

スバルの公式サイトをみてみると、この車、かなり安い。最新のアイサイトやインフォテイメント周り、四駆の性能を考えると、この車に敵うコスパの車はなかなかない。
このクラスになると、日本国内だとカローラツーリング、輸入車であれば3シリーズのツーリングやCクラスのステーションワゴンがあるが、3シリーズのツーリングだとおよそ700万円からとレーヴォーグの倍はくだらない。カローラツーリングはレヴォーグと比べると安いが、サイズも一回り小さい。走りに関してはいずれ試乗して記事にしようと思索中。

第2位 日産 ノートオーラ

第2位はノートオーラ。ここにきて扱いやすいBセグメントの車だ。
やはり前評判通りの静かさや滑らかさが一番の魅力。3ナンバーのステータス性や内装の豪華さを考えると、これに勝る車はなかなかない。それでも運動性能は高く、ステアリングを動かすと標準のノートほどではないが優雅に動いてくれる。加速力も大変鋭く、迂闊に踏むと危険なレベル。
これだけの運動性能を秘めておきながら、普段はゆったり燃費良く快適に走ることができる。ロードノイズのサーーーという高周波系の音や、扁平が薄くなったり、そもそもトゥランザを履いているので乗り心地もコツコツしているような部分はあるが、所有満足度はたかだかBセグメントのコンパクトカーにしてはかなり高い。

その所有満足度は一体どこから来るかと言われれば、内装だろう。ドアを閉めた時のガチャっという剛性感の高い音。本革巻きのステアリングやかっこいい最新世代の日産ロゴ。輸入車のようにゴリゴリのハデハデではなく上品に光るアンビエントライト。北欧家具のような木目パネル。フル液晶のメーター。ノートで感じた「ここがこうだったらな」が詰め込まれている。

価格こそ少し高めで277万円からとなっている(あとMCで顔が変わった)が、十分やすいと感じる。扱いやすい3ナンバー車が欲しかったらまずはオーラを検討してみるのはどうだろうか。

第1位 マツダ Mazda3

画像提供: @Roshiori さん

第1位はMazda3。
率直に言うと作りがとにかくお金がかかっている車だなと言う印象がかなりある。
例えばエンジンの音。排気音を強調するように作られており、振動も少ない。しかも、排気音の美味いところだけを抽出されている。この作りはなかなかできるものではなく、200万円台の車として考えれば非常によく作り込まれている。Mazda2には若干の荒々しさがあり、それはそれで小型車として子気味の良い走りだなと感じるが、Mazda3では落ち着いた走りとエンジンの音を楽しむという内燃機関の良さをフルに活かしたセッティングとなっている。
乗り心地は多少硬いと感じるが、背の低い車なのでむしろこれでいい。

画像提供: @Roshiori さん

内装に関してはいうまでもないだろう。質感に関しては評価されている通りだし、何より使いやすい。ステアリングスイッチもコクコクという質感やクリック感と、人間工学的な使いやすさを両立している。シフトノブも重厚感はないがライバルと比べても上質な手応えを感じる。何よりマツコネは、初期の頃こそ不評だったが、現行のものはかなり使いやすく、全てを手元で操作できる上に、デザイン性も高い。小物おきも一瞬困りそうだが、コンソールの奥の部分がかなり広くなっており、財布や鍵を一緒に置くことができる。ペダルレイアウトも当然のようによく、運転席の足元の空間は広いので、足を投げ出すような姿勢で運転することができる。
所有する上で大事になってくる、「使っていてストレスがない」という要素をうまく達成していると感じる。

価格も安く、228万円から。一番下のグレードでも満足できる。
タイムズカーだと壊される車として悪名高いが、車を単に道具としてではなく、娯楽の一環として使うならMazda3はかなりオススメの一台である。

まとめ

今回は個人的に欲しいと感じたオススメ車種を3つほど紹介してみた。「いい」と思った車というよりは「自分が持ったらこうしたい」という具体的なビジョンまで描ける車というのはそうそうないだろう。

ちなみに次点はまずサムネのGRヤリスのRS。これはサイズこそ小さいが、そのサイズ感を活かし、とんでもないボディ剛性を持たせ、運動性能を異常なまでに高めた車である。パドルシフトを使い、エンブレを細かくかけながら荷重で車を操る。あの感覚はなかなかえられるものではない。
もう一つは日産のセレナ。こちらは耐久性や整備性が未知数なので次点とはなったが、未来感のある内外装や新世代のepower(個人的には回生協調ブレーキがついたのがデカい)により、親しみやすさというよりは先進性に振った感触はあるが、夢の広がる車だなと感じる。

やはり所有する上で大事なのは、自分が所有した際のイメージがどこまで湧くか、どんなカーライフを想像できるのかが一番だろう。

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