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私にとってサッカーとは

もしサッカーをしていなければ。

小学生、中学生の時、放課後走ってグラウンドまで行くことはなかっただろう。

わざわざ片道90分もかけて都内の高校に通うことはなかっただろう。

死ぬほど必死になって大学受験のために勉強することはなかっただろう。

ドイツで暮らすという決断をしていなかっただろう。

何かに勝つ喜び負ける悔しさをこんなに感じることはなかっただろう。

熱中するものがあるという幸せを理解できていなかっただろう。

目標に向かって直向きに頑張ることを学んでいなかっただろう。

あるいは、サッカー以外の何かを通して全て経験できていたのかもしれない。できていたかもしれないが、自分には全く想像がつかない。

多くのサッカー小僧たちは、大きくなるにつれてサッカーから離れていく。自分の周りでもそういった人たちを見てきた。もちろん素晴らしい決断だと思う。多くの人にとって人生はサッカーだけではない。無数の選択肢がある。いろんなことに興味を持つことはとても大切だと思う。

ただ、自分の場合は逆だ。
大きくなるにつれてより一層サッカーに魅了されている。今となっては何がどう好きなのかを明確に表現することが難しいくらいサッカーを愛している。だからこそもっと突き詰めたい、もっとうまくなりたい、もっと喜びたい、もっと勝ちたい。

だけど、正直に言うと辛いことなんか山程ある。人目を盗んで大泣きすることもある。何をすればいいのかわからなくなることもある。
裏を返せばそれだけ自分に期待しているということなのだろう。自分はもっとできる、もっとやらなきゃと思っているということだ。

結局、サッカーって自分にとってなんなんだろうと考える。

私にとってサッカーとは「人生そのもの」である。

死ぬ時に同じ質問を投げかけられても同じように答えられたらどれだけ幸せだろうな。

なんてことを考えてる21歳です。

noteやるかやらないか迷ってましたが、迷ってるくらいならやってから考えようととりあえず行動してみました。

これから自分の経験や、考え方、ドイツでの生活など自分のペースで発信していこうかなと思ってます。

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