ママチャリ旅in石垣島&竹富島
こんにちは!下道寛人です。
このnoteはpolcaで支援してくださった方へのお礼としての旅行記です。
文章を書くことが得意でも何でもないのでお手柔らかに見てあげてください。(笑)
まず、ママチャリ旅ってそもそもなんなの?ってところから書きたいなーと思います。んで、それから今回の石垣島と竹富島(3/10~3/13)での出来事などを書いていきたいと思います!
では、はじまりはじまり。
~ママチャリ旅~
小学生の時からの友達と大学生になりバイト先が一緒になりました。ある日、「箱根までチャリで行かない?」なんて話してました。まあすぐには実行されることはなく、しばらく放置。
4年生になって本格的に最後の学年だしやろうよ!!って話になりました。そうしてチャリ旅の話を始めてるうちに、「いっそ大阪までいっちゃわね?」っていきなり話がぶっ飛びました。
それから大阪までチャリ旅をすることが決まりました。実は僕とその友達はクロスバイクを持っていました。だから初めは疑いなくそのチャリで行く気満々でした。
ところが問題発生。僕のクロスバイク、メンテナンスなんてしてこなかったので、タイヤの空気入れるついでに「このチャリで大阪まで行けますかね?」って定員さんに聞いたら絶対壊れるからやめなさいって言われました。理由を聞いたところ、タイヤにひびが入りすぎてて長距離走れない、ブレーキ効かなすぎて坂下ってたら止まらなくなるかもねって。
多少オーバーに言ってたのかもしれないですけど、素直にやめとこって思いました。
さて、ここから。
修理はかなりお金かかるし、新しくクロスバイクを買うお金もない。
こうなったら「いいや、もういっそのこと一番安いチャリでいったろ!」
ってなり、ギアのないママチャリを選択。
こうして無事に?ママチャリ旅がスタートしました。
結果として神奈川→大阪(約500キロ)は5日間で完走することができました。
ママチャリ旅が始まった経緯はこんな感じです。
てことで前提を話したのでここから今回の石垣島&竹富島のママチャリ旅を書いていきます!
~3/10 ママチャリ旅1日目~
3月10日にいよいよママチャリ旅がスタート!
まずは石垣空港に飛行機で到着。
あったかい!!と思いたかったんですけど、曇ってて涼しいくらい。(笑)
でももともとの予報は雨だったから降ってなくてよかった~
ここからまたバスで移動し、石垣港ターミナルへ移動しました。
それからこの港付近で自転車をレンタル(今回は自前を持っていけなかったのでギアなしのママチャリをレンタルしました)。
レンタルだから壊してしまったらどうしようと心配になりながら旅をスタートさせました。
この日は石垣島を回る前にまず竹富島を回ろうということでフェリーにチャリを乗せ、竹富島へ。
正直なことろ、竹富島の予備知識がほぼなくて「どんなところなんだろうなー」?と思っていたら、
そこにあったのは自分が昔から行きたかった石垣に囲われた赤い屋根の家が広がる島でした。
また水牛車があったり、きれいな花が咲いてたりととても素晴らしい光景でした。初日の宿泊が「小浜荘」という民泊で夕食の時間もあったため、初日はすこし島を散策して夕食を食べ、1日が終わりました。
竹富島の町の入り口。一気に憧れてた光景を目の当たりに。
ふらっと出歩いてたらたまたまいた水牛。思わず「びっくりした!」と叫んでしまったら、あちらも「ビクッ!」としてました。
ここに泊まってた人たちと一緒にご飯食べたりもしました。そのあとしばらく泡盛飲みながらしゃべってました。働いてる人たちで中に社長さんもいていろんな話が聞けて楽しかったです!
~3/11 ママチャリ旅2日目~
2日目。今日の予定は午前中に竹富島を回ってその後、石垣島へフェリーで再び戻り、北上し、川平湾まで行く予定。距離は約35キロ。
この日はまだ曇ってました。やや残念。
晴れてこの島を見たかった!というのが本音のところではあったけど。。
でもやっぱり島の風景はすごく好きでした。
この日の竹富島は主に「コイドイビーチ」「カイジ浜」「アイヤル浜」に行きました。
カイジ浜は星砂浜と呼ばれ、星の形をした砂を見つけることができるビーチでした。有名みたい。
手をぎゅっと砂浜に押し当てて砂を手に付けてよく見ると星の形をした砂を見つけることができるそう。
実際にやってみたけど、それっぽいのしか見つけられず。。
でも売店もあったり、実際に見つけることもできます!
ぜひ竹富島に行ったら行ってみてください。
あと、この島の「アイヤル浜」でこの旅一番の音に出会いました。
普通の海の音でしょ?と思うかもしれないけど、ここの浜は他の浜では聞くことができなかった音を聞くことができました。
(知らないだけで他の浜でも聞くことはできるかもしれません。)
どういった音なのか。それは波打ち際にサンゴのかけらがたくさん集まっていて、波が来て引くたびに「カラカラカラ」となる音です。
サンゴとサンゴをたたいてみたことありますか?いい音がしますよね。
あれが波によってたくさん鳴っているといった感じです。
思わず聞き入ってしまってとても癒されました。
しかもここの浜にはたまたまなのか全然人が来なくてより一層落ち着いて音を聞けたので良かったです。
そうして3つのビーチを回ってその後、石垣島へ。昼食を食べてから北にある川平湾に向けて出発しました。
竹富島は小さい島だったので漕ぐ範囲も狭かったんですけど、ここから本格的にチャリ旅がスタートした気持ちになり、より高揚感が増したのを覚えてます。
ママチャリなので進みがいいわけじゃなく坂はきついけど、少しゆっくりでも一漕ぎ一漕ぎ前に進みました。
石垣港ターミナルから川平湾付近にある旅館までは約30キロ。
この経路は山を走るため、なかなかのアップダウンがありました。
結構な長さのそういった道が続いてたので、大阪まで行った時とはまた違う疲れを感じながら前に進み続けました。
たまに寄り道をしながら、たまに見る牛を眺めながら、そして山の奥にある御神崎という灯台があるところまで行き、約5時間弱で宿につきました。
話が少しそれますが、宿の近くに高嶺酒造所という酒蔵があり、そこで泡盛を少し学んで、有名な「おもと」という泡盛を買って宿で飲みました。泡盛好きになりました。(笑)(お酒めちゃくちゃ弱いですけど!!)
そんなところで2日目が終わりました。
~3/12 ママチャリ旅3日目~
3日目。この日は一番の思い出になった日です。
なんといっても晴れたから!!
石垣島ついて2日間とも曇りで海はきれいでも何か物足りなく感じていたけど、晴れたらそこには絶景が待ち構えていました。
この日の予定は川平湾から出発し東へ進み、いったん宿を通り過ぎてから石垣島最北端の平久保崎に行って宿に戻るという予定でした。距離で言うと62キロ。
この日は朝から晴れてテンションも上がり、いつも以上にチャリを漕ぐのが楽しくて仕方なくなりました。気温も25度ぐらいまで上がって半袖で過ごしても暑いぐらいでかなり日焼けもしました。腕が痛い。。。
とにかくこの日は平久保崎に向かって進み続けました。途中すごく好きな景色を見つけました。一本道の先に見える海、いいですよね。
けどこの時はまだ今まで見たことないような絶景に出会えるとは考えてもいませんでした。
平久保崎に行く途中にサンセットビーチ(ここも比較的有名なビーチ)がありましたが、なんとなく名前的に夕方来た方がいい気がしたのでスルーして平久保崎に向かって一直線。
昨日と同じようにこの日も坂のアップダウンが多かったです。山側だとどうしても坂が多くなっちゃうのは仕方ない。。
ママチャリだからきつくて仕方ないといってすぐ歩くんじゃなく、できる限り降りず漕ぎました。なんとなく負けた気になるからとにかく降りずに漕ぎました。(笑)
そうしているうちに気が付いたら平久保崎に近づいてました。もうあとこの直線をまっすぐ行けば着く!(その間に一枚パシャリ)
このあたりが坂の連続でここからも少し坂を上りました。
なので、平久保崎の展望台につくまでにはなかなかの疲労感。。
けど。
平久保崎の灯台につき、上に上がると疲れが一気に吹き飛ぶような絶景が待っていました。
多く載せすぎました。(笑)
苦労もあってか、この景色が素晴らしすぎたか、しばらくぼーっと眺めていました。これはもうほんと一晩中見てられるって感じで。
この日晴れてよかったー!!と二人で喜びました。イヤー良かった。
なんとなくこの時、行き先どうなっているかわからなくても苦労しながら頑張ればきっといつか報われるんだろうなーって思ったりもしました。
それからというものの、もう帰るだけかーと思っていたら、サンセットビーチをスルーしていたことを思い出しサンセットビーチへ。
ここも思いがけないいいビーチでした。
我ながらいい感じに取れた写真です。
そうして宿に戻りました。ただこの日は晴れていたから夕日も見れる!ってことでまた宿の近くのビーチに出かけ夕日が沈むまで見てました。
やっぱり夕日はきれいだなーと思いながら、海も一緒に見て黄昏てました。
あとこの時沖縄の歌も流してみたらすごくいい感じでした(笑)
ちなみに、宿にはハンモックがあり、ハンモックに揺れれながら星を見たりもできて大満足。
宿に戻るまでで約8時間くらい。久しぶりに結構な長めに走ることができました。
~3/13 ママチャリ旅4日目~
最終日。今日は帰りの飛行機の関係もあり、いつもより1時間早く宿を出発。少し早く出たからか、朝日がすごくきれいで、すがすがしい。
最終日は泊まった宿から東の海沿いを走りながら石垣港ターミナルへ向かいました。距離は40キロほど。
最終日は空港付近まで軽い上り坂がしばらく続いてました。
とにかく地味に長い。音楽かけながら走っていたんですけど、GReeeeNの「キセキ」一曲かけて一山上るみたいな。
石垣島では今までのところ少し上って少し下るを繰り返してたのでここでの長さにやや驚きが。
けれど空港付近になると道はまっすぐ下り坂。とても心地が良くスムーズに進みました。
空港過ぎてからは徐々に中心地に近づいているような、少しずつ発展していくような街並みを見ながらゴールへと進んでいき、10時30分ごろに無事ゴールしました!
ゴール地点はスタート地点と同じ石垣港ターミナルだったので、
「戻ってきたー!」という喜びと、「終わっちゃう」という少しの寂しさがやってきました。
けれど、こうしてまたママチャリ旅をして無事にゴールできたことを純粋に喜び、この旅は幕を閉じました。
ここは自転車を借りた南国屋。このお店ぐらいしか長く、しかも長距離使うことを認めてくれなかったのでとても助かりました。
借りたママチャリに愛着が。
今回の旅はこんな感じで進みました。
1日目が竹富島を回り、2日目が竹富島の残りと地図にある記号でいうとA→B→C→D、3日目がD→E→F、4日目がF→G→H→I→A。
走行距離約140キロ。
大阪までと比べると距離は全然違いますが、違うきつさがありました。
けれど景色が良かったり、動物がいたり、人が良かったりととても楽しく充実した旅になりました。
この旅では泊まった宿ではいろんな人と出会いました。一緒に泊まってる人と長く飲んだり、宿の人が気さくにいろいろ話してくれたり、ママチャリに驚かれながらも応援してくれたりと。
そういった出会いがあるのも旅の魅力だなーって思います。
またチャリを漕いでるといろんな考えが生まれたり、考えてたことが整理されたり、何かに気が付けたりと学びもあるなーと感じています。
これからも旅行に出かけることがあったりもするだろうけど、こういう学生の時にしかできないだろうなと思われることができて(しかも2回)よかったなって心から思います。
そしてなにより、いろんな準備から予約からやってくれた友達、光介には感謝でいっぱいです。ありがとう。
いいものになったかわからないけど、少しでもよかったって思っていただけたら幸いです。
長い文章最後まで見てくださりありがとうございます。
そしてご支援本当にありがとうございました!
下道寛人
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