片付けのホウレンソウ
おはようございます。
今日は本当に小さな話、短いエッセイです。
先日職場の電話機(子機)がちょこっと移動していたんです。前日のスタッフが定位置を少し変えたようで、距離にしたら15cmくらい。
それだけの移動なのに、電話が鳴った時にみんな「えっ、えっ?」と探してしまって、いつもの場所で鳴ってはいるけど子機がないぞ!と慌ててしまいました。
ほんの数センチ移動しただけでも、こんなに戸惑うものなんだなと不思議に思えた一件でした。
片付けたことは共有しよう
この事から分かるのは、共有スペースを片付けた場合、ちょっとした変化でも情報共有が必要だということです。「大した変化じゃないから、勝手に気付くでしょう」「雰囲気で察してね」ではダメです。
家庭でも同じ。
引き出しの1段目と2段目の中身を変えたら、それだけでもたぶん家族は戸惑います。その、「あれっ?いつもの場所にない」という一瞬の戸惑いは、蓄積すると全体的に「モノの場所がよくわからない」という事になってしまうので注意が必要です。
すぐに会えない相手の場合は、ラインで共有するのも一案ですね。
独りよがりの片付けはしない
片付けを担当している人の、ワンマン片付けにならないようにすること。それが、共有スペースをみんなで上手に使う秘訣だと思います。
できれば、誰かが独断で決めるのではなく、一緒にそこを使う人が相談して「モノの定位置」を決められたらベストです。
ラベリングをしよう
具体的な伝え方は、「口頭伝達」と「ラベリング」です。まずは口頭で(ちょっとした事でも)「これをこっちに移したのでよろしくお願いします」と報告しましょう。
ファイルやボックス収納にはラベルを貼って、中身がひとめで分かるようにしておきましょう。誰が見てもわかるように、分かりやすく具体的に。例えば「伝票」ではなく「仕入れ伝票」というラベルにするなど、初見で伝わるようにします。
報告、連絡、相談
片付けでも大事なホウ・レン・ソウ。
使う人みんながちゃんとモノの位置を把握できるように、優しいを工夫していきましょう^^
今日も片付けでちょっと楽しく
整理収納アドバイザー
井上ヒロ