お前のための、新生児マイナンバーカード取得マニュアル2019冬
新生児のマイナンバーカードを取得しようとする人はあまりいなそうなものの、昨今は急に役所のWebサイトが見られなくなることもあるのでそんな時にも備えてメモ。
大人のように最初何かする必要があるのかと思っていたが、実際は出生届を出すとうちの地域は2週間くらいでマイナンバーの通知カードが届く仕組みだった。マイナンバーを知るだけであれば実際それでいい。
マイナンバーカードがあると近所のコピー機で住民票などの行政書類が取れるメリットがある。ただ、今回カードを取得したかった理由はそれじゃない。赤ちゃんの身分証明書ってそんなに種類がないのでこの機会に作ってしまいたいと思ったためだ。
身分証明書なんてどこで使うのかというと、パッと思いついたのは銀行講座の開設とパスポートの取得。
本人確認書類の括りに出てくるものとしては、健康保険証や母子健康手帳がある。ただ、これらは顔写真がないので両方持ってきてね枠になることが多いので何かと不便。
で、申請自体は通知カードが届いたらそこに記載されているQRコードからスマホで順々に進めていけば良い。
ちょっと困るのが写真。白背景で正面向きの写真が必要になるが、赤ちゃんなので当然首もすわっていないし白背景の前にも立てない。となると、白シーツの上に仰向けに寝かせて上から写真を撮るのが早い。多少しわが寄っていても大丈夫なようで、先方がよしなに修正してくれるようだった。
スマホから申請して2週間程度経つと、次のリンクに出てくるように役所から受け取り依頼のはがきがやってくる。
受け取りの説明を読むと未成年者は本人に親権者が付き添って来るルールになっている。また、はがきには本人の住所と氏名の署名欄、捺印欄がある。
赤ちゃんは署名ができないので、実際は本人欄と委任欄の両方について親が署名捺印して問題ない。ただもちろん本人(=赤ちゃん)が窓口に来る必要があるので、本人を何らかの理由で窓口に連れて行く必要はあるため注意が必要。この時の赤ちゃんの身分証明書としては母子手帳と健康保険証を持って行った。その他、委任者として身分証明書の提示も求められたので大人のマイナンバーカードも提示した。
最後にマイナンバーカードの暗証番号4桁を決めたら、それを反映してもらってマイナンバーカードの受け取りは完了。今後身分証明書の提示を要求されることがあればこのカードを見せれば良い。
注意点として大人のカードが有効期限10年なのに対し子供のカードは有効期限5年しかない。成長して顔が変わるから等の理由が考えられるが、そもそも今の写真の顔が赤ちゃんなので実際3歳くらいになったら本人なのか何なのか分からなくなる気はする。
平日の役所は赤ちゃん連れが多くて、前の順番の人もカード5年の説明を受けていたので案外子供のカードは取得されているのかもしれない。しばらくはほぼ「赤ちゃんファンクラブ会員カード」くらいの役割しかなさそうだけど、興味があれば取ってみると楽しいので良いかと思う。