見出し画像

朗読会が終わりました。

ノートブログ書き初めて708日目になりました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
朗読会が終わりました。
皆さん応援ありがとうございました。

芥川龍之介の「悠々荘」余り知られていない作品です。
此の作品は鵠沼と言う場所にある。
茅葺き屋根の西洋館に引っ張られる様に
入って行く三人の男性の話である。
私と言う主人公はもちろん芥川龍之介だろう。

演出家からは
家が主役だ。と言う話はでている。
それも死、と言うゾクゾクした、ものが忍びよってくる。
難しい。此の作品にチャレンジする為には
可成りの集中力が必要だ。
最後の最後まで、ベストテイクにはいたらなかった。

しかし、どうも私には、土壇場の底力があるらしい。

舞台に立ち一つ目の声を出した時。
アッイケると思った。
たちまち彼方の世界に入り込んだ。
自分がゾクゾクしながら、此の家を見る事が出来た。
お客様の反応なんて、気にならなかった。
こんな家があったなら、私ならたとえ友達と一緒でも、入っては行かない。不法侵入罪が適応 されるだろう。でも入って行く三人の男性。
私には背中がゾクゾクする探知機がある。
此の三人の男性達には無かったのだろう。

お化けは出てこない。しかし、充分怖いのである。

私の頭の中には
死霊の家と言う副題が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。
家の中から誰かが覗いて三人の男性の行動をみている。

大正時代、肺病は可成りやっかいな 病気でした。
沢山の死者が出た様です。
肺病で死んだ人の家だったと読み進めて行ってわかります。

さて、今日は溜まっていた疲れからアップが おそくなりました。 

皆様の1日が良い一日でありますよいに。

いいなと思ったら応援しよう!