朗読会が終わりました。
ノートブログ書き初めて708日目になりました。
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朗読会が終わりました。
皆さん応援ありがとうございました。
芥川龍之介の「悠々荘」余り知られていない作品です。
此の作品は鵠沼と言う場所にある。
茅葺き屋根の西洋館に引っ張られる様に
入って行く三人の男性の話である。
私と言う主人公はもちろん芥川龍之介だろう。
演出家からは
家が主役だ。と言う話はでている。
それも死、と言うゾクゾクした、ものが忍びよってくる。
難しい。此の作品にチャレンジする為には
可成りの集中力が必要だ。
最後の最後まで、ベストテイクにはいたらなかった。
しかし、どうも私には、土壇場の底力があるらしい。
舞台に立ち一つ目の声を出した時。
アッイケると思った。
たちまち彼方の世界に入り込んだ。
自分がゾクゾクしながら、此の家を見る事が出来た。
お客様の反応なんて、気にならなかった。
こんな家があったなら、私ならたとえ友達と一緒でも、入っては行かない。不法侵入罪が適応 されるだろう。でも入って行く三人の男性。
私には背中がゾクゾクする探知機がある。
此の三人の男性達には無かったのだろう。
お化けは出てこない。しかし、充分怖いのである。
私の頭の中には
死霊の家と言う副題が浮かんでは消え、消えては浮かぶ。
家の中から誰かが覗いて三人の男性の行動をみている。
大正時代、肺病は可成りやっかいな 病気でした。
沢山の死者が出た様です。
肺病で死んだ人の家だったと読み進めて行ってわかります。
さて、今日は溜まっていた疲れからアップが おそくなりました。