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うなぎを食べよう。

「今年の一皿は、うなぎに決まりました。」

12月上旬、そんなニュースが流れました…

なんで、うなぎ⁉︎

っていうか、そもそも「今年の一皿」って、なに?

調べてみた。

「今年の一皿」とは、ぐるなび総研が主催・選定するイベントで。各年を代表する「食」(料理・食文化)を決定し表彰するというもの。

2014年に始まり、過去には「パクチー料理(2016年)」や「タピオカ(2019年)」も受賞。

昨年(2023年)は「ご馳走おにぎり」だったそう…

そういえば、なんかそんなニュースを聞いた記憶があるな。

で…

今年が「うなぎ」だと。

その理由が…

・完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源であるうなぎを後世に遺すための動きが活発化している。

・土用の丑の日やハレの日に食されることが多かったが、加工技術の変化や提供方法の多様化により、うなぎ専門店や取扱店舗が増加し、高級食材としての地位を保ちながらも、以前より気軽に味わえる機会が増えている。

・インバウンド観光客からも人気を集め、「蒲焼」という日本発祥の伝統的なうなぎの食べ方を世界に発信する起点の年となった。

ということなのだが、なんかピンとこない。


名古屋で生まれ育つこと50年以上、名古屋でうなぎといえば「ひつまぶし」だ。

なごやめしの代表的なもののひとつなのだが…

実は食べたことがない。

金額的にも高価だし、そもそもうなぎ自体をあまり食べない。

最後に食べたのって…

「すき家」で「うな牛」食べた時か。

それも数年前だ。


改めて選考理由を読んでみると「取扱店舗が増えた」とある。

そういえば、夏頃だったか、たまたま見ていた情報番組で、最近店舗数を急速に拡大しているチェーン店を特集していた…

「鰻の成瀬」

2022年の1号店開店から、僅か2年で200店舗を超えたという、うなぎのチェーン店。

海外の養鰻場で育てたニホンウナギを使用し、調理済の蒲焼を仕入れ、店舗では専用の機械を使用して仕上げを行い、オペレーションを効率化し低価格を実現。

提供時間は早い時は5分程度、遅くても10分から15分で提供可能。

専用の機械を使うため、店舗スタッフもアルバイトが中心に運営している。


そんなチェーンがあるのか!

その時はその程度にしか思っていなかったのだが、ここにきて「鰻の成瀬」、俄然気になる。

ただ…

近場に店舗、ないよな?

調べてみたら…

あった!

我が地元中川区に「名古屋中川店」が9月14日にオープンしていた…

知らなかった。

近くに店舗があるなら、そりゃあ行ってみないと!

というわけで、夜の営業時間に合わせて、やってきました。

いざ、入店!

元々、何かしらの飲食店だったような感じの店内。

「鰻の成瀬」自体が居抜き物件に出店する戦略を取っているので納得だ。

ひとりであることを告げると、カウンター席に通されました。

メニューを開く…

事前情報通り、確かに低価格だ…

「専門店に比べると」

という注意書きがつくが。

「並うな重 梅」を注文。

しばし待機なのだが…

ここで驚くものを発見した。

ドリンクメニューのひとつとして「コーヒー」があった。

食後のコーヒーが欲しかった!
そんなお声にお応えして
鰻のたれに合う、パンチのある
ブラックコーヒー始めます!


コーヒーは好きだし、食後に頼むことも多々あるのだが…

さすがに「うな重」食べた後に飲みたいとは思わない。

「鰻とコーヒーが合う理由」が書いてあるが、それはもう「個々の嗜好による」と思うぞ!

そんなことを思っていたら、うな重が運ばれてきた…

時間にして5分ちょっと。

早い!

開封!

うな重の梅は「うなぎ1/2尾」。

見た目はちょっと少なめに感じましたが、食べてみたら私には充分な量でした。

それよりも…

ごはん、もう少し増やしてほしい!

まあ、全体的には満足です。

さて、ここで…

コーヒー、どうする?

うな重食べた後に合う気はしないが…

「ネタとして飲む」のは、「あり」か?

悩んだ結果…

頼んださ。

テイクアウト可能商品なので、最初から紙コップなんだな…

さすがにマグカップじゃないか。

味は…

値段相応といったところか。

安い値段で鰻が食べられるのは幸せなことだが…

数日後、「鰻の成瀬」よりも低価格で提供している店を見つけ、食べてきました。

えっ、どこって?

それは…

「吉野家」

牛丼食べようと寄ったら、メニューに「鰻重」があったから、つい頼んじゃいました。

単品の「鰻重一枚盛」で1,207円。

私には、これくらいで充分に満足です。

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