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TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ【読書感想】

 英単語を並べただけの本が、読書感想の対象になるのかとの思いはありますよね。読んでみて?面白かったので書いてみることにしました。

 TOEICは、ずっと昔に何回か受けたことがありますが、結果は惨憺たるものでした。当時は、TOEICのための勉強はしていなくて、少し英語を勉強してはどのくらい実力がついたのかを計るために受けていました。

 当時も、TOEICは単語だよ と教えていただいたこともあり、認識はしていましたが、単語を覚えるのは苦手で、単語の本は買ったことがありませんでしたね。単語だけを覚えるなんて、灰色の世界だと思っていましたから。

 最近は現役の終焉から英語を学習する必要性や動機も薄れてきました。惨憺たる結果だったTOEICの単語はどれくらい知っているのだろうかと思ったのが、この本を買った動機です。

 なので、単語を覚えてTOEICを受験し高得点を狙おうなどと思っていなく不純な動機です。単語を覚えるためでなく、読むための本ですので、中身の面白さもあって読書感想となります。

 前置きが長くなりましたが、単語をならべてるだけと思っていましたが、読んでみると短いフレーズ集でした。おぉ、題名にも書いてありましたね。これなら気も楽になり、色づく世界になりますね。

 似たフレーズが何度か出てくるようで、覚える対象の単語かフレーズの中で移り行くようで、効率的に覚えれそうですね。コラム?なんかもあり、よくできているなと感心しました。本中にはサプリメントと書いてあります。

 フレーズには、TEXが…とあり、このTEXの意味がよくわからなかったです。辞書で引こうか、ネットで調べようかと思いましたが、著者のことでした。著者のお名前が、TEX加藤さん。ちょっとすぐには思い当たらなかったです。

 フレーズ自体は、あぁこういう感じなのねと言う感想で、まあ今までの私が知っている英語とは少し雰囲気が違うかなと、こちらで慣れたほうが効率的に勉強できて高得点がとれるのかなと思いましたね。

この本で勉強して単語を覚えれば、TOEICで高得点が取れるのかどうかは保証の限りではありません。そう、読んだだけで単語もフレーズも覚えていもいなく読書感想ですから。

 面白かったのは、TOEICの世界観ですね。各フレーズの解説ところで、TEXさんがコメントしてあります、例えば、”TOEICの世界では、相手の依頼を、「嫌」「無理」などと直球で断る人などいない。” などTOEICの世界を少し知っている人であれば、うなずくと思います。

 最初に単語を覚える学習法が載っています。やり方を否定するつもりはまったくないのですが、個人の能力というものもあり、私は2か月で1000語を覚える自信はありません。やったのならそれなりに覚えるとは思いますので、必要性ややる気があれば勉強はします。今回は読むだけです。

 読んでみて、知っている単語は半分くらいはありました。知っている単語でもこんな意味、シチュエーションとしての使い方があるのかと、TOEICの結果が惨憺たるものであるのは納得しました。勘や応用力があればよかったのかもしれませんが。あとは試験の2時間の集中力ですね。

 最後に全体に丁寧に作られていて、著者が学習する人のことを思って書かれていると感じることができ、良き本と思いました。

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