2次試験までの一か月②
今回は自分のおこなったスクリーニング試験対策の詳しい方法をご紹介します。
1.見落とさないスクリーニング
①まず、縦読みか横読みか、スクリーニングをどこから始めるのかを決めてください。(私の場合は、普段は縦読み、喀痰等で横に引かれているものは横読みにしています)
②まっさらなスライドガラスにマジックで点をランダムにうち(5〜10個)顕微鏡で数えて見ましょう。標本を見る前の目慣らしなのでゲーム感覚で行ってみてください。(1日1回5分間)
2.制限時間より2分早く
スクリーニングの制限時間は約5分です。
解答を書いたりする時間も含めてあるので、スクリーニングに時間をかけすぎると解答できなくなります。
なので3分で見るトレーニングをしましょう。
スクリーニングをする際はタイマーを必ずかけてください。最初は時間通りに見終わらないと思います。初めは探すよりも3分で見終わる感覚を身につけましょう。
3.良性と悪性を間違えない
紛らわしい細胞はたくさんありますよね。一部ですが、試験で迷いそうな症例を列挙しました。見直してみてください。
(婦人科)感染症と異形成、化生細胞と異形成、過角化とSCC、HSILとCIS、腺細胞とAIS、子宮内膜増殖症と内膜癌
(呼吸器)腺細胞と腺癌、杯細胞増殖と腺癌
(その他)リンパ節炎とリンパ腫、反応性中皮と中皮腫or腺癌、デコイ細胞と尿路上皮癌、口腔の異形成と癌、肝癌、胆管癌、膵癌
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