我が家の年末年始

あけましておめでとうございます。

新年早々話しますのは、
どうやらうちの大晦日とお正月の過ごし方、特にご馳走に関してはちょっと変わっているらしく、それについて書きたいと思います。

我が家の大晦日のご馳走は「鶏の丸煮」です。

これは名前の通り鶏を丸ごと煮込むわけですが、元は韓国料理なんですよね。ひいばあちゃんか誰かが韓国に行っていて、そこからレシピを持ち帰ったそうな。

鶏を一羽、元は内臓があったところにニンニクを混ぜた餅米を詰めます。入り口を楊枝で頑丈に閉じたら、大鍋いっぱいに水を張り、鶏、ネギ、その他良さそうな薬味を入れ、5、6時間弱火でコトコト。どうしても背中が水から出てしまうので、時々煮汁をかけながら。

これで出来上がり。

大皿に持ってたらふく食べます。
中に餅米が入っているので、これ一品で済むんですよ。便利。
醤油やおろし生姜をたっぷりつけて。

鶏にはvの形をした骨が入っていて、それが当たるとその年は運がいい、というものがあるのですが、なんせ食べるのが大晦日なので数時間の運ですね…
でもvが当たった人はトランプだとかのゲームの時は1番に引かせてもらえたりします。

さて、鶏が丸々一羽なわけですから、食べきれないんです。4人でも無理。ササミのところなんかが残ってしまいます。
毎年じいちゃんばあちゃんも来ていたので、6人でニ羽だったのですが、さらに余ってしまいまいました。

これは明日のために取っておきます。大活躍するんですよ…煮汁も、煮詰めて薬味を取り除いて、大事に取っておきます。何になるんでしょうか?お楽しみに…

さあ、もう一つ忘れてはいけないメニューがあります。「生ハム」。

生ハムです。我が家のお祝い事には欠かせません。誕生日、クリスマス、大晦日…
サラダに乗せて食べますが、なんといってもペロリとそのまま。生ハムの大皿が登場します。チーズなんかもね。

我らは小さい時から生ハム大好き。お酒のおつまみなんかでいただくらしいですが。


さて、夕食が終わりました。
あとはひたすらお菓子を食べながら紅白歌合戦を見ます。

天国。

色々なお菓子がこたつにずらっと。もちろんこの時も生ハムとチーズは欠かせませんね。

こたつに入って観るわけですから、当然眠くなってゴロゴロしたり。でもこの日は食べ物がこたつに乗っていても横になってOKということになっています。 

さてそんなでだらだらとテレビを見ながら過ごし、10時半頃になると父さんが年越し蕎麦を作ります。
昔は本当に手打ちで作っていたのですが、なかなか上手くいかず。年越し蕎麦って「長い蕎麦を食べて長生き」みたいなやつなのに、短いぽろぽろの蕎麦しか出来ず、最近は市販のを茹でています。

ここまで読んでお分かりの通り、まあよく食べる食べる食べる。正月の前から正月太り…

年明けと共にお菓子やらなんやらを片付け、それぞれ就寝。


朝になりました。
正月の朝は空気が違います。
みんな朝からせかせかとお餅を焼き、お雑煮を作り、お節を並べ…

ちなみにお節は年末に作ります。主に母さんと自分で5分の4くらいは手作り、あとは市販の黒豆やらを買ってきます。
「数の子めんどくさい」「酢レンコン切るのもめんどくさい」ほんと大変です。
昔の人はすごいですね。

さてここで昨晩の鶏の丸煮の残りが登場。
お雑煮に使います。
煮汁は薄めてスープにし、ササミは細く割いて具にします。とても美味しいのです。これが無いとお正月は始まりません。

お雑煮というと地域で差があるのものですが、他にも鶏の丸煮スープを使う地域やご家庭あるのかな?他のご家庭のレシピも知りたいですね。

毎年、元旦にはいちご狩りに行っていましたが、今年は断念。農家さん、ごめんなさい。

今年は映画を見たりしてだらだらと、典型的な「寝正月」でした。

さてこんな感じで毎年大晦日とお正月を過ごしています。他の方の過ごし方も知りたいです!

読んでいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?