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出雲の旅 松江・境港・出雲・石見

出雲の国は、国造り神話など神秘に満ちた古代の歴史があり、
松江の小泉八雲、境港のゲゲゲの鬼太郎など、おどろおどろしい物語の故郷です。

12月からお気軽二人旅シリーズを投稿はじめました。それより以前のお気楽二人旅ですが、9/30から松江・境港・出雲・石見の旅をしました。


旅の行程 松江・足立美術館・出雲大社・石見

1日目:中部国際空港⇒出雲空港⇒宿⇒松江公園散策
2日目:足立美術館⇒弓ヶ浜海岸⇒境港ゲゲゲの鬼太郎ロード⇒ 
    宍道湖夕日スポット⇒宿
3日目:松江堀川巡り⇒松江しんじ湖温泉駅⇒出雲大社前駅⇒宿⇒ 
    出雲大社⇒宿
4日目:電鉄出雲市⇒稲佐の浜⇒出雲大社⇒出雲日御碕灯台⇒
    島根県三瓶自然館サヒメル⇒宿
5日目:石見銀山⇒龍源寺間歩⇒出雲空港

1日目:松江に到着・公園散策

フジドリームエアラインズの飛行機でひとっ飛。出雲空港に14:30に到着。航空バスに20分乗って松江駅へ到着。宿に荷物を降ろして、そのまま歩いて松江公園に向かいます。松江城が見えてきました。9月30日までは夏時間なので、天守閣にまだ登れました。松江の市内を展望。大山は、雲で見えません。残念! 松江城は、立派な石垣で築かれています。その中にハート型の石が1つあります。是非見つけてくだいさい。夕食は、松江駅近くの居酒屋で地元の魚をあてにお酒で乾杯しました。

2日目:足立美術館とゲゲゲの鬼太郎ロード

朝早めに宿を出発。今日はレンタカーで移動します。9:25に足立美術館に到着。NHK番組で紹介された連続日本1の庭園に期待が膨らみます。落ち葉が一枚もなく、綺麗に剪定されたお庭は、さすが日本1です。所蔵している日本画や陶器など芸術作品もすごいです。一度は尋ねたい所ですね。
足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART
お昼は、米子のレストランで海鮮料理をいただきました。弓ヶ浜海岸に寄って16:30に境港に到着。ゲゲゲの鬼太郎ロードをぶらぶら歩きしました。
水木しげる記念館
昨日のリベンジで、宍道湖の夕日スポットを目指しました。雲が湖面に掛かっているのが気がかりと思いまながら、夕日スポットとるぱに到着。綺麗な夕日を眺め、2日目も楽しい旅行になりました。

3日目:松江堀川めぐりと出雲大社

お城の回りの堀を船で一周できるのは、松江城だけです。宿から乗船場のカラコロ広場までは5分と近くて便利でした。生憎の雨でしたが、二人だけのチャーター便のようになり、船頭さんともお話ができて、大変良かったです。途中下船して、日本の道100選に選ばれている塩見縄手を歩き、小泉八雲記念館と武家屋敷を見学しました。松江しんじ湖温泉駅(一畑電車)から出雲大社駅まで電車で移動。電車はずっと雨だったので、宍道湖の景観はあまり見えませんでした。残念。
出雲大社の参拝前に古代出雲歴史博物館に行き、歴史を学びました。古代の中心都市であったことがよく分かります。稲佐の海は、雨降りなので今日は止めて、明日レンタカーを借りて回ってみようと思います。
出雲大社

4日目:稲佐の海~三瓶山

朝、一旦電鉄出雲市に移動。そこでレンタカーを借りて、昨日行けなかった稲佐の海に向かいます。実は、出雲大社前駅の方では、トヨタレンタカーでなくトヨタカーシェアサービスなら車を借りることができたようです。次回の旅ではシェアカーサービスも利用できるようにしようと思います。
稲佐の海に到着。日本全国の神が11月に稲佐の海から上陸して、出雲大社に行かれます。私たちも、稲佐の海の砂を持って、再度出雲大社に参拝しました。
次に日御碕の灯台に行きました。ビジターセンターがあり、出雲が出来たジオパークの説明ビデオを面白く拝見しました。旅の目的地としてジオパークも候補ですね。次に三瓶山を目指します。山に近づくと雨足が速くなり、山頂を見ることができません。三瓶自然館サヒメルに寄り、三平山が出来た地形の歴史を知ることができました。
島根半島・宍道湖中海ジオパーク Shimane Peninsula and Shinjiko Nakaumi Estuary Geopark
島根県立三瓶自然館サヒメル | 三瓶自然館は、大山隠岐国立公園三瓶山地区にある自然系博物

5日目:石見銀山

最終日です。石見銀山に行きます。2,3日の雨で、大久保間歩観光から、落石のため急遽観光が中止にったと連絡が入りました。そこで今回は、龍源寺間歩に計画を変更しました。レンタサイクルで電動自転車を借りて、上り坂の町並みを走り抜け、銀山の自転車置き場に到着。ここで雨が激しくなってきたので、急遽雨宿り。組頭の高橋家にお邪魔してお話を聞かせてもらいました。後で知りましたが、ここは非公開の家です。突然の雨だったので、親切に休憩させていただけました。ありがとうございます。龍源寺間歩は、手彫りの跡が分かる洞窟で、大変な重労働で掘った日本の銀山の歴史を感じました。200mほど洞窟を歩いて見学しました。
世界遺産「石見銀山」を訪れる前に知っておきたい12のこと | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト
お昼に代官所前ひろば近くのお店で、出雲そばを食べました。ここのそばも美味しかったです。
これで、全行程が終わり、出雲空港まで戻ります。15:30にレンターカーを返却完了。中部国際空港まで飛んで、家には19:30頃に帰りました。


旅の感想

出雲の国を4泊5日で巡るため、飛行機、電車、バス、自転車、船、徒歩、そしてレンタカーとあらゆる交通手段を利用した旅でした。まだ二人が元気なので、できた旅だと思います。日本の歴史を古代から江戸・明治・そして現在までを感じることができ、大変おもしろい旅になったと感じました。

おまけ
2025年秋の朝ドラ「ばけばけ」は、小泉八雲の奥さんセツの話になります。きっと松江は観光客で賑わうと思います。旅行者は、早めに観光することをお薦めします。ちなみに小泉八雲は、夏目漱石の前任の東京帝国大学英文学の先生で、とても文学への造詣が深く、努力家でした。日本の民話、とりわけお化け話に、妻のセツの語りを通して興味を抱き、それらを怪談として出版しました。私も、小学生の時に、怖いもの見たさで読んだ記憶があります。


参考ホームページ

松江観光ガイド [ 松江観光協会 公式サイト ] 水の都松江



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