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スタイリスト的オリンピックの見方。

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こんばんは、もしくはこんにちは。
オーダーメイドスタイリストの神崎です。
カーリング女子日本代表の相談タイムがツボです。「そだねー」
個人の方およびメディア向けにオーダーメイドなスタイリングを提供しています。

 
週末はフィギュアスケート男子、盛り上がりました。
羽生結弦選手、宇野昌磨選手、ワンツーフィニッシュ素晴らしかったなぁ。羽生選手にいつまでプーさんを投げ込むのか気になるけど。

 
フィギュアスケートは男子も女子も好きで見てるんですが、衣装の影響大きいよなぁと思うんですよね。

 
羽生選手を指導したブライアン・オーサーコーチは、ジャンプにこだわる彼に「フィギュアはスケーティングにダンス、音楽や衣装、ジャンプの全てで構成されている。ジャンプはひとつの要素に過ぎない」と諭したそうです。さすがよく分かってらっしゃる。いや誰目線だよ。

羽生選手のフリーは陰陽師というテーマに沿ったイメージに合った衣装で、プログラムの世界観をより高める役割を果たしていました。ショートも腕のリーチの長さを活かした袖のたなびくデザインが効いていましたね。

宇野選手も身長がない分、フリーでは曲に負けない存在感のある色味に煌びやかな装飾の施された衣装が映えていました。胸元がすっきりしていたのもバランスが良かった。

二人とも間違いなく、衣装がプログラムの完成度を高めるのに一役買っていたと思います。にゃんこスターのスーパー三助みたいな衣装だったら減点対象でしょう。エキシビジョンでやってくれないかな。
 

一方で毎回、地味な衣装や「なぜこんなのにしたの?」という選手も必ずいます。名前出すと燃え上がるので誰とは言いませんけど。

正直、見ていて単純にもったいないなと。
せっかくスケーティング、ジャンプが良くても「なんでこの衣装?」ということが引っかかって集中できなかったりする。審判団でも「あの人衣装いつもステキだよね」なんて会話にはなってるかも。

人に見られるということは、何かしら評価されるということです。
好むと好まざるとに関わらず、評価される。


だから、僕はもっとアスリートもお洒落を意識するべきだと思うんです。現役のトップで活躍できる期間も長くはないですし、”第二の人生”を考える上でも意味があるんじゃないかな。

例えば、卓球で活躍した四元奈生美さん。

現役時代のお洒落ユニフォームが話題となり、現在は芸能事務所に所属。ウェアブランドも立ち上げられているそうです。現役時代のお洒落なイメージが、そのまま引退後の活動に活かされている好例ですよね。昨年テレビの現場で拝見しましたが、変わらずファッショナブルな印象でした。

 
お洒落でいることで、損することはありません。
むしろお洒落に気を使わない方のマイナスのが大きい。

もちろん、アスリートや有名人じゃない方もファッションは大事。フィギュアスケートと同じように、装いも人生を構成する大事な要素と考えてみてはいかがでしょうか。
 

あ、くれぐれも女子に「獣のような」なんて形容詞を付けてはいけませんよ。まぁ普通は思っても言いませんけどね。
 

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