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或る「早良の醤油蔵」伝 ヤマタカ醬油(7) -Soylar System年代記,さらなる序章へ-
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1.工場直売店『星多るの里』にて、ヤマタカ太陽系のBig Bangを目の当たりにする。
髙田社長と髙田専務にお話を伺った後、工場直売店『星多るの里』に立ち寄ってみた。面談前は時間がなく、食堂だけしか見ていなかった。じっくりと直売店の内部を再見する。
それにしても、まさに”ヤマタカ太陽系Big Bang”と言うべき、惑星を中心として衛星群の圧倒的な豊富さに驚く。新しいアイテムが色々と増加しているようだ。
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次代を担う髙田専務の前向きな気持ちが、棚に広がるアイテムの数々に重なってくる。120数年の歴史を越えて、いま現在こそがヤマタカ醤油の序章、始まりの始まりなのだと感じる。
2.周回軌道上にあるとされた『地』と『土星』を、この目で確認。
見ると、髙田専務のお話にもあった『地』と『土星』の1.8Lペットが棚に鎮座していた。これだったのか、”金星”とともにヤマタカ太陽系=Soylar System年代記で欠落していたという2つの章は!
この2本、欲しい。
ヤマタカ醬油天文学のミッシングリンクを埋める稀覯星と申し上げて過言ではないアイテムであるからして。
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が、しかし。
うちでは、ヤマタカ醬油の『木星』と『濃縮5倍めんつゆ』それぞれの1Lペットを2本常備している上に、他社の十数本になる醬油や醬油加工品が冷蔵庫で待機している。しかも、1.8Lで2本とくれば、GGの私のこと、くたばるまでにボトルを空に出来ないのは必定なのだ。
涙を飲んで購入したのは、これだった。ヘタレである。
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『月星』は量販店の多くで店頭化されいてるものの、これまで買ったことが無かった。やっぱり慣れ親しんだ『木星』を買っちゃうのよねえ。公式サイトの商品紹介には、
甘くてトロッとした粘度のあるしょうゆです。しょうゆが刺身によくからんで離さないため、「刺身用に『月星』、煮物用に『木星』」と使い分けされる方も。
とある。どんなお味か、試してみるつもり。
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カネさんやK君は単身&独身なので、『木星』の小容量『鮮度容器』を購入していた。テイスティングにはこういう小容量瓶が助かるんです。
3.『ヤマタカ醤油太陽系Planetariumセット』を我らに!
さて。願わくばの勝手な話だが・・・。
いっそのこと、『うすくち』を”金星”に戻していただき、『ヤマタカ醤油太陽系Planetariumセット』、はたまた『ヤマタカ太陽系惑星探査Explorerセット』として、水星、金星、地、月星、火星、木星、土星という太陽系の惑星序列に即して、それぞれミニボトルでアソートしていただきたい。
既存の『星からの贈り物』をさらにパワーアップした完全版で、惑星衛星ブランド全種を”天体観測”しやすくしたバンドル商材を開発してくれないだろうか(笑)
でもまあ、そんな夢や妄想がついつい膨らんでしまうのが、ヤマタカ醤油の太陽系ネーミングの面白さ、奥深さなのだと思うんだなあ。命名した先代はロマンチストであったようだが、なかなかのセンスの持ち主でらしたのだろうと想像している。
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4.炎天下、『醬油アイス』を舐めつつ、帰路へ。
そういえば、『ヤマタカ食堂』で食事をした際、気になるアイテムがあった。『醬油アイス』である。
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『木星』と熊本県産の牛乳をブレンドした、醬油とミルク(無脂乳固形分9.7、乳脂肪分7.7%)の、塩味と濃厚な乳脂肪の風味がマッチしたもの。
『星多るの里』で販売しているので、買ってみた。スプーンを貰い、暑いのでガツガツ!と喰いながら263号線を歩く。
舐めてみると、ほぉ〜、確かに濃い。旨いと思う。暑いし汗もかく、塩分と糖分の補給にちょうど塩梅がイイ。醬油の香気は思ったほど強くはないので、”醬油”という言葉でハードルが高いと感じる方でも大丈夫だと思う。
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『星多るの里』から徒歩7分ほど、バス営業所に着く前に、あっという間に食べてしまった。気分も爽快である。
というわけで、ヤマタカ醤油宇宙観の奥行きの深淵さに触れた数時間、たいへん勉強になった上に、いろんなミッシングリンクが繋がった。うれしい。
夏の空が青く澄んでいる。雨が降る気配はない。
ご協力賜った髙田市郎社長、髙田晃太郎専務に御礼申し上げます。ありがとうございました。
(了)
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