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VRchatの壁 ~僕が私になって、trustedになるまでの2か月の話 序章~

こんにちは。皆さんお元気ですか?

私は「VRchat」という仮想世界で元気に暮らしている
ヒロといいます。

突然ですが、皆さんは「VRchat」という世界をどれくらい
ご存じでしょうか?

「何?それ?」
「チャット?Lineとかインスタと似たようなもの??」


そう思われても不思議はないと思います。

「VRchat」は今まで皆さんが
SNSやチャットツールで経験してきたことを大幅に覆すような体験を
得ることができる仮想現実です。

私たちが住む現実世界では、場所や出会う人に必ず制限があり
移動できる距離も限られて
います。

なので、時間やお金に余裕がある方のみが、自由気ままに
いろんな国の人と交流することができました。コロナ前までは。

しかし、VRchatは、VRゴーグルを被ることで、普段日常では絶対会えないような地球の裏にいる人と目の前で気軽におしゃべりができる・・・

そういった現実世界ではなかなか体験できないことを
すぐに提供してくれるのです。

今日は、そんな境界線が存在しない新たな「仮想現実」の世界に来た
「僕」が「私」になるまでの話です。

はじめに:VRchatでしか体験できない魅力とは?

VRchatについて、口で説明するのは、とっても難しいので
写真を見せながら、説明したいと思います。
皆さんは、ここが日本のどこかご存じでしょうか?

そうですね。
ここは「大阪」の「道頓堀」を模した「仮想世界」です。
普段なら、テレビや液晶モニタ越しにでしか味わえない世界を
新幹線に乗らず、VRゴーグルをかぶるだけで、すぐに味わうことができます。

さらに、現実世界では遠く離れた友人とその場にいる感覚で
チャットすることができるのです。

コロナで旅行や会話が制限される中、共通の場で遠く離れた友人たちと
話すことってすばらしいことだと思いませんか?

とはいっても

「いやいやいや、道頓堀なら、現実に旅行した方が絶対楽しい!」

と思う方もいらっしゃると思うので、次は日本では、絶対味わうことが「日本の神社」を模したワールドの話をしたいと思います。

日本人が全然いない神社

ここは、日本の神社を模したワールドですが
実は、日本人は私以外ほとんどいません。

目の前に移っている金髪の猫耳の私以外は、全員外国人です。

普段聞いたことがないなまりまくったネイティブの英語や
中国語が神社内に飛び交っているのです。

そんな中、私が日本語でしゃべり始めると「これはなんていうの?」と
日本語教室が始まったりするのです。

外国の方が、同じ場所で、神社や建物の話をするというのは、現実ではなかなか味わえないことではないでしょうか?

VRchatは現実ではありえないシチュエーションで、今まで経験したことのないような体験をすることができるのです。

さらに、こういったこともあります。

普段絶対会えない有名人との遭遇

これは、私が有名なVtuberの方からインタビューを受けた時の様子なのですが、普通に歩いていると、このように突然インタビューを受けることもあります。

普段Youtubeを見ている現実では、絶対に会えないようなVtuberと話をする機会ができたりするのです。

そんなVRchatですが、今回私が話したいことは、VRchatの操作方法とかそういった技術的なものではなく、私が「僕」だった頃の話から、VRchatでやってきた様々な「挑戦」についての話です。

とその前に、まず「VRchatを始めたけど、全然わからない!」という人向けの本を紹介したいと思います。

第1章:VRchatを始めて何もわからない人向けの情報はそろいつつある

実は、VRchatに関する本というのは、既にたくさん出回っています。
例えば、VRchatを始めて操作方法がわからない!という方には

VRChat なんもわからん

という本があり、ものすごーくわかりやすく操作方法が書かれています。
といっても、この本が出版されたのが3月上旬と結構最近です。

なので、まだVRchatの各ワールドにポスターが張られていたりします。
また、本だけでなく、動画で紹介されているものもあります。

このように

「VRchatを初めたけど、どうしたらいいのかわからない・・」

といった人向けの情報は、結構そろい始めていますので、ここでは、VRchatを体験したことがある人なら大体知っている話はしないつもりです。

第2章:VRchatはやってみないとわからないことがたくさん!

メタバース推進協議会?に壁を感じた

とはいっても、VRchatを2か月しかやっていない私は、この仮想世界を全然把握していません。というよりも、月日や滞在時間に関係なく、実際の世界と同じで、知れば知るほど、知らないことを知る世界なのです。

そんな仮想世界について、今日、「メタバース推進協議会」???なるところがメディアに出てきたのです。

まず、感じたのは、某掲示板や動画サイトでの有名なひろゆきさんがいうような

ということでした。

「VRchatもこのなんちゃら推進協会と関係している!!そう思われたくない」と思ったのも確かに事実ですが、何よりそのなんちゃら推進協会が語っていることがあまりにもVRchatとは違う感じがして、壁を露骨に感じ、今書いています。

仮想世界で楽しんでいる人が「そこ」にいる

VRchatは「仮想世界」です。それくらい広い世界です。
なので、なんちゃら推進協会がいうほど、狭い世界でもないし、VRchatをやっている人でも、すべてを知っているわけではないのです。

ただ、「仮想世界でしかできないことをものすごーく楽しんでいる人がいる」ってことを知ってもらいたいなぁと思って、今回、自伝みたいなものをnoteに書くことにしました。

ちなみに、仮想世界で楽しんでいる人について具体的に書かれている本は既に出ていて

VRChatガイドブック

がかなりお勧めです。
で、私がはまっていることについては、こちらの

メタバース進化論

という本が非常におすすめです。ちなみに、作者さんのワールドなどもあったりします。

次回は、私がはまっている「散歩」について紹介していきたいと思います。それではまた~。

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