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アイリスオーヤマの除湿機(IJD-I501)を修理してみた記録


・記事の概要

こんにちは、明石市新米パパです。
娘もスクスクと成長し、このブログを書いている時は5ヶ月になり
ゴロンゴロン寝返りをしています。

育休も明けて仕事復帰をしていますが
仕事と家庭の両立がなかなか上手くできず
妻に娘のお世話を任せきりになっています。
今日から無理してでも仕事は切り上げようとして帰っているところです。
(自分への戒め)
今回は育休中に取り組みました半分趣味の取り組みをブログに記載しました。

ブログに掲載した理由

育休中に趣味(?)に繋がることをしたく、また、同じ様に困っている人が複数おられそうなので誰かの参考になればと思い、記録を残しました。

DIYで修理した結論

修理はなんとかなりました。
後述しますが、同様の故障が生じないよう、同じ機種を使っている人は除湿モードは「強」ではなく、「中」で使いましょう!

また、一定、機械をいじったりするのが好きな方ならベアリングの交換なら割と修理ができると思いますので、安く修理したい方は試す価値ありです!(今回はたまたま症状が比較的小さく済んだため、運が良かったです。)

壊れて困っている方、これを機に高いドラム洗濯機や乾燥機をせがまれて困っている世の中の全てのパパさんに私の苦労した経験を捧げます。
つらつらと読みにくいブログになってしまいましたが、これから修理をする皆さん、頑張ってみてください。

なお、修理に伴い事故等が発生しても責任は私は取れません。
ご自身の判断のもとでお願いします。

また、私はプロではなくものを触るのが好きなアマチュアです。
これを見る他の人のためになる内容であれば構いませんが、
激しい批判や厳しいコメントはお控えいただけると幸いです。

・ことのはじまり

除湿機の様子がおかしい

寝室で除湿機を使って日頃、洗濯を干しているのですがボタンを押して10分ほどすると除湿のファンが止まり乾かせなくなることに気づきました。

この時は既に、結婚に向けて2年ほど住んだ旧居を離れ新居に引っ越しを済ませ念願のドラム型洗濯乾燥機を使用しており乾燥で生地が傷まないよう、娘の服を乾かすていどにしか使っていないためなくても困らない状況でした。

一方で、買い替えはせずとも捨てるのはもったいないし、まだ娘の服など用途はあるだろうと考えDIYで修理をすることにしました。

・修理を決意するまで

誰か同じ様なことをしていないかのリサーチ

以下のリンク先のブログの方が先行事例を掲載いただいておりましたので参考にしながら計画を立てました。

今持っている道具とこれから必要なになる道具を確認


先行事例と症状がほぼ同じことから、
シロッコファンのモーター内部のベアリングが熱で劣化していると思われます。
確かに、除湿の強さを「強」でずっと使っていたので、多くの熱がベアリングに悪さをしていたようです。基本的なドライバーやレンチは自宅にあったのでベアリングを外すための道具であるベアリングプーラーをAmazonで購入し、除湿機の分解から始めました。

ここでのポイントは、ベアリングプーラーのサイズをどうするかで
外すベアリングが取り付けられているシャフトの長さに応じた
サイズを選ぶ必要があり、今回は100㎜の物にしました。

・部品交換の個人的ポイント(ダイジェスト)

使う道具が一通り揃ったら、モーターを取り出すために
ひたすら分解していきます。
ネジがなくならないよう、種類やサイズ、手順ごとに小分けにして整理するようにしてください。あと、過程ごとに写真を撮影していると、組み立てる時に大変参考になります。

外すべきネジの場所が分からない

とりあえず、上記のブログを見よう見まねで分解を進めていきますが、手順が全てあるわけではないので、ほぼほぼ手探りで進めました。
皆さんも見えるところから上から順に外してみてください。

以降は、個人的に要点かなぁと思う内容を抜粋して紹介します。
詳しい手順は最後に写真を載せておきます。

まずは、上半分の扇風機部は少し首振りをして、基部との接合部のネジが見えますので四隅を外してください。

一番最初に外すべき場所

個人的最難関ポイント

ここまできたら、横着せずに上についている部品から外しましょう。
もう一段下の白い部品が外せそうと思い、ネジを取ってもなぜか取れず
時間をかけて確認をしたら、黒のカバーの下に組み付けているネジが隠れていましたので、分解の際はお気をつけください。

上部の黒のカバーを先に外してください!その下にネジが隠れています。


写真右上のネジを外しましょう。

取り外したモーターの中身と入っていたコイル・ベアリングの様子です。
購入したプーラーでベアリングを外し、サイズに合うベアリングをAmazonで購入して、後日逆の手順で組みつけを行いました。

なお、同じシールの形状のベアリングを探すことができませんでしたが、代わりになりそうなもので、内径8mm、外径22mm、幅7mmのベアリングを注文しました。


注文前のベアリングの確認の様子


・DIYで修理を通して得られてこと
趣味のホビー器具の分解はしたことはありましたが、家電の分解は今回初めての体験でした。
とりあえず今回は修理後に無事に動作を続けているので、様子を見ながらこのまま使い続けられたらと思います。

・これから除湿機を購入をする人への助言

ネット検索をすると、同じ症状が出ている人が多数見られました。
同機種を購入する際は、除湿モードを「中」で使用するようにお気をつけください!

・分解の手順写真

分解時の様子を順に写真を掲載しますので、ご参考にいただけたら幸いです。

少し首を振った様子。ドライバーの先が外すネジです。


上半分が外れた状態の様子

後ろのカバーを外したら、次のネジがすぐ確認できます。

後ろカバーのネジを外す様子

ネジを取り、本体を外す際は底面の爪があることを忘れないように気をつけましょう。無理やり外すと割れます。(私は割れました)

底面の爪の様子


本体の下半分を前後に分けることができた様子


上部の黒のカバーを先に外してください!その下にネジが隠れています。


黒のカバーの下に隠れていた右上隅のネジさん

ここまできたら、あとは何も考えず写真の順に分解を進めるだけ!!

上の立体部を外します。

本体の分解も最終章まで来ました。
あとは、下側についているモータを本体から分離するだけ。

反対側のファンを外し、モーターカバーを分解したら
本体側は終わりです。

モーターの分解編


あとは、ベアリングプーラーでベアリングを2個外して、その逆の手順で組みつけをしてください。
※ ベアリングを取り付ける時は、外周部に強い力を加えるとベアリングの変形につながるので、取り付けるシャフト付近の内径部に力を加えて取り付けると良いらしいです。

組みつけたあとは、正常に除湿機が動くか確認するだけです。
ベアリングだけでなく、中の温度抵抗器まで故障しているようでしたら
この対応では改善できないらしいので、諦めてメーカー修理に出した方が良いそうです。

一通りの手順を記載しましたが、自分もそうですが、結構手探りで作業しなければならならず、時間がかかりました。
チャレンジする際は時間などに余裕をもって進めてみてください。

読みにくい部分も多々あったかと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。








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