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【番外編その3】4ヶ月間の孤独
シリコンバレーからこんにちは。Hiroです。
今日もまた夜にサッカーしてきます。ワクワク、ちゃんと隙間時間にサッカーの動画を見て、過去の経験を思い出しながらイメトレしていました。
さて、今日は少し悲しいタイトルですが、ぼくが初めて留学したときの経験を書いていきたいと思います。ぼくが初めて留学したのは高校2年生、16歳の時でした。
通っていた学校の特色上(中学1年生から英語で英語の受領がされるような学校)、英語には自信があり出発前の国内でのオリエンテーションでも特に問題ないだろうと言われイギリスへ飛びました。イギリスについた後の留学生オリエンテーションでも、各国の同世代と友達になり、自分の留学は楽しくキラキラしたものになるのか〜と心を躍らせていました。
オリエンテーションが終わり、各ホストファミリーの家に送られ実際の生活がスタートします。ホストマザーはシングルマザーで、もう1人ルームシェアという形で韓国人の留学生がいました。ホストマザーとの会話はあまり不自由なく、日本からのお土産を渡してナイスな雰囲気でスタートしたのです。
数日ほど経過して学校がスタートしました。イギリスはHigh Schoolではなく、プレ大学のようなCollegeというところに行きます。必修科目もありますが、自分で専攻したい授業を自由に取れる仕組みなので、かなり自分の意思が大切にされています。
ここで初めてぼくは衝撃を受けました。クラスに行くとすでに仲良しグループができがっているのです。ぼくの通っていた学校は6年生の学校でぼくが転入した時の学年は5年生。もうすでに何年間も一緒に時間を過ごして、かなり仲良くなっている中に入っていかなければいけなかったのです。
ただせっかくイギリスまで来たのだから話しかけよう!と思い、地学の授業をとっていた優しそうな男の子(Jack)に話しかけてみました。すると案の定、優しく話し返してくれて会話がスタートしたのです。ここでぼくは2つ目の恐ろしい出来事に出会いました。
全く向こうが何を言っているのかわからないのです。これまで習ってきた英語のアクセント全てアメリカンアクセントでした。それによりイギリスの訛りが文字通り、全く理解できない耳になっていたのです。自分の伝えたいことは伝えられるが、それに対して返ってきたい内容がわからない。歯痒い思いでいっぱいでした。
今思い出すとそれでも優しくゆっくりと話そうとしてくれていたのだと思います。ただ当時のぼくは相手の言っていることがわからない怖さ、バカにされたらどうしようという不安に押しつぶされて話せなくなってしまいました。
それまで友達はたくさんいる方で学校に行って孤独を感じることはなかったです。まして、昼ごはんを独りで食べることなんてなかったです。最初の4ヶ月はみんながカフェテリアで楽しく談笑している中、独りでかたい硬いハムサンドウィッチをかじっていました。人生で初めてたくさん人が周りにいるのに孤独を感じました。
さて、ご精読いただきありがとうございました。今日はここくらいにして次回続きを書いていきます。ここから明るくなるのでご安心を。ぼくが実際にやった英語上達に向けたコツを書いていきますので、楽しみしていてください。