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最近のお気に入り生活

正確には2019年5月、ボランティアを始めた。

体力も余りなく、機転も良くないのだが、ひとつだけ誇れるものがある。それはOA関連に強いことだ。まだ10代だった頃から、ワープロやパソコンでの作業が得意だったので、自然とその流れでどんなパソコンでも無理なく接してこれたので、年齢の割にはソフト面でも若干ならハード面でも怖いものがない。そりゃそうだ。通算して40年も触っているんだから、自由に使えなきゃ不思議だ。

だからパソコンを使った作業をボランティアで何か使えないかと、地元のボランティアセンターに問い合わせたところ、そこのボランティアセンターと繋がりのある福祉協会を紹介された。内容はポスター作成、パソコン相談のお手伝いなどであった。その福祉協会は視覚障害を持った方が作っている団体である。

主に版下や原稿の作成になる。最初のうちはWordを利用して作成したが、今年に入ってからまたその上の団体からのポスター作成依頼を受けているので、ちょっと背伸びしてPhotoshopを使い始めた。お絵かきソフトのIllustratorも使いたかったが、Photoshopと併せるとかなり予算オーバーになる。取り敢えずポスターの構成ができるので、Photoshopと以前より使っているAcrobatソフトの利用で我慢した。

去年大金はたいてIllustratorとPhotoshopの両方とも使えるコンプリート版なるものを購入したが、使いこなせなかった。だから今年はふたつに絞って、使えるように努力をしてみた。「50の手習」とはよく言ったものだが、2日間の独学でレイヤーを理解したのは、自分でもすごいなぁと思う。修正かけるのも、かなりサクサク。良いソフトは使い勝手を覚えると、やはり操作が楽なのである。少し難しくても、背伸びして使ってみる。勉強だけでなく実践が必要なのが大事だと言うことがよく分かる。

何度かの失敗を繰り返しながらも、地道にコツコツと積み上げていく作業がなんとも言えず好きなことに気が付く。むしろ愉しい。お金貰ってないからか、自由に取り組むことができる上に、自由に意見することもできて、好きなパソコン一つ持ってどこにでも打ち合わせに行くこともできる。

いま仕事を辞めて、こんな風に暮らしているけれど、すごく充実感がある。ボランティア生活も良いのではないかと思う。母も父も見送り、ひとり暮らしのいまではちょっとした充実感と人との繋がりを感じ、喜んで貰えるそれだけで、生きていて良かったなぁ、、、、と感じるのです。今度は密かに、公園や老人ホームの庭木や草花などの手入れのボランティアをやってみたいなと感じています。多くの人々が和んで楽しめる生活をして貰えればと思うこの頃です。

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