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ひれおくんを作ろう!(その3)
(未完成のひれおくんをかぶって撮った写真)
次の作業は軽量粘土の貼り付けです。なぜ粘土を貼り付けるかというとひれおくんの3Dモデルの表面が丸くないからです。最初は角を削ろうかと考えましたが厚みが薄くなりすぎるので粘土を貼ることにしました。かぶりものの重さが軽くなければならないので軽量粘土を使いました。
(表面がなめらかになっています。)
粘土を全部貼り付けたらひれおさんの形は完成です。
次はひれおさんの皮膚である布をかぶせていきます。最初の私はひれおくんが丸いので布をかぶせる作業を甘くみていました。でも試しにやってみたらしわやたるみができてしまいました。その時、私は悟りました。一人で布をかぶせることは無理だということを。
それで誰かに手伝ってもらえないかインターネット探してみました。自宅から20~30分の距離にあるミシン工房を発見しました。ワクワクしながらその工房に電話してみました。工房の先生に私の事情を話したところ、先生もひれおさんみたいなかぶりものを作った経験はないとおっしゃいました。それでお互いに力を合わせてこの難関にぶつかってみようということになりました。
電話をした翌日、工房にひれおくんを持って行きました。先生はひれおくんを見てあきれたように笑いましたが、さっそくひれおくんの頭をサイズを測定しました。それをもとにパターンを作り、用意布した布を切り取りました。
試しにかぶせてみたら布の伸縮性が不足してうまくフィットしませんでした。結局、翌週に伸縮性に富む布を持って行くことにしました。
(その4)に続く