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ブラック俳句+社会の闇を扱う小説

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不定期更新です。 以下の作品を入れております。 ⭐️わたしの黒い面が出た自由律俳句 ⭐️勢いのままに書いたエッセイ ⭐️horror小説やhorror劇の脚本 ⭐️社会の闇を扱う小説…
黒しゃんしゃんが、ちょっとぷんすかしています(っ`ω´c) 何かに憤りを感じている時の自由律俳句…
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#脚本

ホラー劇『ヒョウとして』 【脚本書いてみた】 1999文字 | 2024.8.6 第二幕 加筆

第一幕 野山の奥の、その向こう。 そうです。そのあたりです。 声が聞こえてくるはずです。 [兄] あの日は、急に激しい雹が降ってきて 痛くて寒くて…なぁ? [弟] そっだよぉ 驚いたなんてもんじゃねぇ だってぇ つい、じっぷん前まで「あっつい!溶けちまう!」って、みんな言ってたんだもんな [兄] お前、よりによってヒョウ柄のタンクトップしか着てなかったっけ はははは 雹にどこもかしこもやられて、血が出たりして。参ったよな [弟] イヤな奴だな、お前 オレが血