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仕事そして自分との向き合い方

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note代表の加藤貞顕氏の記事を含めた、仕事と労働環境へ実践的アプローチをされている方々の記事を集めさせていただきました。 人の内面をどう見つめていくのか、深掘りしている方々も…
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だからWEB物書きはめんどくさい

誰がめんどくさいって、このわたし。noteをざわつかせている、「なぜ私は書くのか」コンテスト。応募もしていないくせにどうしてもこの記事が書きたくて、今まさに書こうとしている自分が、心底めんどくさい。お節介すぎる。でも、それでも伝えたいことがあるので、丸一日迷ったけどやっぱり書くことにしました。 「書くのがこわくなった」 「こういう風に書かないとダメなんだ…」 「何を書いていいか分からなくなった」 あーーーーー!(地団駄) 応募者さんたちが!noterさんたちが! この流れ

マーケティングにも使える!ベストセラーをつくる思考法「書棚ずらし」

こんにちは! この連載を始めて8カ月。「文章術」をテーマにしてきたのですが、はたと気づきました。自分の主戦場「ビジネス書の編集」についてちゃんと話したことがなかったな、と。 ぼくはビジネス書の編集を10年以上手がけてきて、おかげさまで10万部(全体の0.25%といわれます)も何冊か出すことができました。担当作で一番売れたのは『バナナの魅力を100文字で伝えてください』(22万部)です。 今回は(とくにビジネス書の)ベストセラーをつくるうえで大切な「ずらし思考法」を紹介し

「モンスター社員」を文章で見極める方法

こんにちは! この連載の影響もあってか、最近、文章まわりの相談(愚痴)をいただく機会が増えました。 つい先日も、IT企業にお勤めの方から、こんな悩みをお聞きしました。 みなさんもこの相談者さんのように、倫理観や道徳心の欠けた後輩(あるいは部下や同僚)に頭を悩ませた経験はあるでしょうか。 対策としては、上司や先輩が細かく指摘して、改善が見られなかったら業務や配置の変更、あまりにひどいなら退職勧奨をするしかないのでは……というのがぼくの意見です。フィードバックの方法は一考

編集者はなんのために存在しているのか?

前回、書き続けることの大変さを書いた。 改めて考えてみると、ぼくは他者が抱いている「書くことのつらさや苦しさ」について、理解が浅かったというか、まったくもって想像力が及んでいなかったんだなと実感した。「マイノリティの気持ちは、マイノリティになったことがある人にしかわからない」というのに近い気がする。自分が書く立場になってようやく、リングに上がり続けることの大変さに気けたわけだ。 書き続けることの難しさにこれだけ鈍感だったのは、10年以上編集の仕事をしてきたことによる過信に

編集者たちに伝えたいこと

よしもとの会長・大﨑洋さんの著書『居場所。』を出して3週間がたった。このnoteを書いている4/2現在で5万部。発売直後から多くの方に読んで頂き、うれしい感想をたくさんもらった。 3月に所属する出版社の代表になったことで、いろいろな人に「これが編集者として最後の担当本ですね」と言われた。その度に僕が「これからも本をつくろうと思います」と言うと、相手はすこし驚いた様子で「社長になっても本をつくるんですか⁉︎」と返してくる。 たしかに、僕が呑気にこんなことを言っていられるのは

書き続けるのは(本当に)大変だ

こんにちは! この連載を始めて6カ月が経ちました。雨の日も風の日も雪の日も毎週投稿を死守して、今回で25回目になります。 「死守して」と書きましたが、誰かからせっつかれているわけでも、お金をもらっているわけでもなくて、あくまで自分が決めたことだからという理由で続けています。やると決めたからには簡単に引き下がりたくない。そういう性格なんです。 ただ最近しみじみと感じるのですが、毎週記事をアップするって、本当に大変なんですね。半年続けてきて、ようやく気づきました。 「なに

もう資料作成に悩まない! センスのいい「見出し」をつけるコツ

こんにちは! PowerPointやWordなどで資料をつくるとき、こんなふうに悩むことはありませんか? 見出し(=キーフレーズ)は、そのスライドや段落の内容を際立たせる大切な要素。ここがぼんやりとしていると、資料全体を通してインパクトが欠けてしまいますし、相手もしっかり目を通してくれません。 とはいえ、見出しは商品やサービスの「キャッチコピー」のようなもので、「つくるのが苦手」という人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、資料作成で見出しをつけるときの3つのコ

1,000人の取材から身につけた「使えるメモ」のとりかた

こんにちは! 会議、商談、セミナー、研修、勉強会、タスク整理……仕事をしていると、メモをとるシーンは幾度となくあります。 ぼくは過去に一人だけ、「いっさいメモを取らない(=必要な情報はすべて記憶できる)」という人に会ったことがあるのですが、そんな人はごくひと握り。大多数の人にとってメモは欠かせない存在だと思います。 とはいえ、「要点を絞ってメモするのが苦手」「せっかくメモをとってもとりっぱなしで、活用できていない」「メモをとるのに時間がかかって、必要なポイントを書ききれ

悪気がなくても嫌われる「相手をイラッとさせる文章」の特徴3選

こんにちは! メール、チャット、日報、プレゼン資料……。みなさん、ふだんの仕事で浴びるようにテキストを読んでいると思います。そのなかで、「おいおい、これはないだろ」「なんだ、こいつ!」という文章に遭遇することってありますよね。 でも、いちいち怒っていたらキリがありません。「失敗」から学んだほうが建設的です。 今回は、「見えないところで嫌われている人」にならないための文章術を解説します。 相手をイラッとさせる文章の「なにが・なぜ悪いのか」がわかれば、反面教師にできますし

仕事の量も質もアップ。ライター必見!マルチタスクのメリットとコツ

こんにちは。エディマート代表の鬼頭です。 今回は、なぜライターが「マルチタスク」を身に着けるべきか、また修得するためのコツを、僭越ながらまとめてみたいと思います。 何度か書いていますが、私はフリーランスのライター経験を経て、編集者、そして編集プロダクションの代表になりました。 ざっと20年。 自身の経験をふまえて強く推したいスキルが、「マルチタスク」です。ライターのみなさんは苦手としている方も多いのではないでしょうか。私もそんな一人でしたので、ぜひお読みくださいね。 1

「文体は生き方に近い」

きょうのスタートアップカフェ、 のご登壇は、編集者の今野 良介さんでした。 今年1/6からnoteをかきはじめて 80日投稿目。 副業さがし、からはじまり、 ものを書くことの楽しさを知り、 スタートアップカフェでの出会いから 編集に興味を持ち、 本を作る。 ー ことにも 関心を持ち始めたタイミングでした。 今野さんのお話が あまりに、発見の連続で楽し過ぎて かっこよくて、 90分たったときには、なんか 呆然としていました。 よし、本を書くぞ! noteに書くぞ!とい