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可能性を信じる(発達支援学級に在籍する息子の成長から感じた事)

福岡県宇美町のひらやまピアノ教室
講師の平山友里です。


ホームページ上の記事やブログとは別の視点で綴るnote。

またまた久しぶりの記事になります。

ご覧頂きありがとうございます♪

先日、下の子の学芸会があり息子は合唱の伴奏を担当しました。

昔の息子を知っている人からすればとっても驚かれると思います。

息子は現在四年生。
発達支援学級に在籍しています。

お友達や担任の先生に恵まれて

苦手な集団生活に少し光が見え始めてきたのはこの四年生になってからでした。

昨年までは学校生活がうまくいかない事が多く

授業を私も一緒に横について受けたりしながらサポートしていました。

幼稚園児時代は、
『運動会の練習がどうしてもできません。』

とお呼びがかかり、園児全ての練習で保護者が私一人、見学しながら息子の練習を見守るという事もありました。

幸いずっと息子に関わる人々の温かさに支えられ、人に恵まれてきた息子は周りに助けられながらどうにか頑張る事ができました。

しかし、うまくいかない事もあり、山あり谷ありの日々。

年齢が上がるにつれて不安がありながらも

今の息子を個性と受け止めて、まずはきちんと肯定し

そこから今何ができるかを園や学校と共に一緒に考えて歩んできました。

そんな、集団生活が苦手、注目されるのを好まない息子がある日、伴奏に挑戦したい!

と楽譜を持って帰ってきたのです。

たくさんの生徒がもらっていたから

ダメかもしれないけどチャレンジしてみたい。

と。

夢を見ているのかな?と思いましたが

やる気に満ちた姿に、挑戦する事は悪くない!と

できる限りポイントなどを伝えてレッスンしました。

息子の意思は固く、やると決めたら諦めたくない性格なので、夏休みも一生懸命練習に励み

親の知らないうちにどんどん弾けるように。


『最後まで弾けたから聴いてほしい』と

初めて通して聴いた時に

今までの出来事が蘇り、堪えきれず涙が溢れました。

この子の可能性を親である私自身の思い込みで
止めてしまっていたのかもしれない

頑張る姿に感動したのと同時に、反省が混じったような…そんな気持ちになったのです。

みんな個性は様々で

みんな違ってみんないい

その時だけを見るのではなく

理想は遠い未来かもしれなくても

互いに諦めずに寄り添いながら

信じて歩む事が大切だと

息子が教えてくれた気がしました。 


堂々と伴奏する息子の成長を
感じる事ができたことが嬉しく

教室の生徒達にも可能性をもっと広げてあげたいと強く思いました。

改めて、講師として出来ることを今一度考えていきます!

生徒の皆さん、目指したい事やもっと頑張ってみたい事があれば是非先生に話を聞かせてくださいね☺️


凸凹でも個性が強くても日々向き合い、生徒の気持ちに寄り添いレッスンを行っています。 

本人が興味を持っているけど
習わせていいものか不安…

と思って読んでいる親御様がもしいらっしゃるのなら


是非、勇気を持って始めてみて下さい♫


世界はきっと広がります✨

最後まで読んで頂きありがとうございました🙏💕




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