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[h025] The Dream's Interval from Children Of ROYGBIV

今年(2023年)のリリースについても更新。
ここ数ヶ月でアクセス数が急に伸びているWEBマンガ『Randal's Friends』(Ranfren,ランフレン)と作者であるcaptainhowdieインタビューの記事。

これのおかげか、9月に発表したジン『The Dream's Interval』はコンスタントに売れている。日本だけでなく、アメリカ、韓国、エクアドル、ギリシャといった国々からも注文が来ていて、captainの人気を実感した。各々の国の国際郵便事情で到着まで時間がかかるケースもあるみたい。Youtubeチャンネルには簡易な紹介動画もアップロードしてあるので併せて視聴いただきたい。

 『The Dream's Interval』はcaptainによる表紙と描きおろし2ページマンガ、作者サイトにあるショートストーリー『DIDDY KONG RACIN』の翻訳、筆者による『ランフレン』の紹介文、幻想文学作家アーサー・マッケンなどの記事を収録している。
表紙の絵は筆者がcaptainに「アーサー・マッケン的な」というリクエストを送った結果であり、マッケンの代表作『パンの大神』(原題『The Great God Pan』)を読んで得たインスピレーションから描かれている。『ランフレン』読者でマッケンを未経験という方は、是非読んでみてその夢と幻想(という現実)への執着を体験してみてください。
絵を描く人には「幼少期の頃に描いた絵が一番だ」というこだわりを持っている人もいて、大人になっても幼い自分がまだ内面に生きている。『ランフレン』のような作品は他人としての自分と出会う夢的な対話、その表現のバリエーションなのかと思う。『パンの大神』を読んだ後は、マッケンの半自伝的超自然小説『夢の丘』もお薦めしますよ。

アーサー・マッケン『夢の丘』 平井呈一訳  創元推理文庫より

購入はレーベル公式インフォからも飛べるBASEまたはBandcampからお願いします。在庫数が少ないけれど、できるだけ早く補充します。1部ずつ手作りなので少々時間がかかることご理解ください。

captainhowdie公式サイトはこちら


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