【二二】楽に生きていく上でのモノマネスキル【33歳の日乗】


オリジナルで生きられる人は稀

 アーティストや独自の感性や優れた知性でもって、表現をし、稼ぐ。
 それは誰もが一度は憧れる道。
 だけど全員がなれないこともわかっている。

 人は日銭を得るために我慢を覚え、ストレスを抱え込み、発散する。
 趣味を作り、恋人を作り、心の支えが生き甲斐となる。
 そうして人類は、一万年もの間、繁栄をしてきた…

趣味も楽しめず、恋人は掴まらず

 今のイカれた時代では、趣味を謳歌することも難易度が高い。
 帰宅したら「疲れた、寝る」。
 風呂キャンセル界隈という造語も流行したり、IT技術の発達によって、ますます高度化する仕事に、人類は疲弊している。
 リスキリングという言葉もあるように、空いた時間では勉強。
 そんな時代に疲れて、働かない人、あわよくば働けない人にまで押される烙印は「自己責任」の四文字。
 本当は趣味に興じたいのに。

 恋愛だって、結婚して心の支えがいれば人生は生きやすくなるのでは…
 でも、今は男女共働きの時代で。物価高で賃金は上がりもしないのに。
 離婚率だって三人に一人の時代。
 万が一子供を産めば、養育費もかかる。子供は贅沢品。

仕事から見直す

 じゃあ、こんな時代にどうやって生きていけば幸せになれるんだい!
 こーな的に答えれば、それは「モノマネ」だと思うんです。

仕事についての「モノマネ」

 自分に似ている人の真似をするのが、一つの仕事観の答えで。
 例えば、哲学研究者が、自分の思想にシンクロする哲学者の研究をすることで、一語一語がまるで、哲学者が現代に甦ったようになる。
 スポーツマンが、自身の身体的構造に適ったスポーツに取り組むことで、そのスポーツの真相が表現されたように感じたり。

 ホリ。とかコロッケのような、狭い意味での「モノマネ」での稼ぎ方だと、本当に狭き門とはなるけれど。
 自分の頭、体、考え方、動き方、などなど。「自分をいろんな角度から理解する」ことによって、「自分がどんな分野に向いているか」はわかってくるはず。
 そして、幸運にも上記の例みたく、シンクロ率の高い分野が見つかれば、後は占めたもの。
 だって、自己表現するだけでいいんだもの。金が稼げるんだもの。

自分らしく生きる、ことを言っただけ

 になりますが、実際、みんな誰かのモノマネをしているだけなんですよね。
 だから、どんどんモノマネをしていくべき。
 ちなみに今の私は、行政書士の勉強をしています。
 法律的に物事を考えることが、小説を書いていく上での「人間理解」あるいは「ネタ探し」に繋がるのがいいところ。
 法律的世界観を完コピできるように頑張ります!以上!

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