祖母との思い出
今日は、祖母の過去のエピソードを思い出したので、お話しします。
祖母は、私が小さい頃春休みなど、長い休みに いつも泊まりに来てくれました。
チラシで作った箱に、いっぱいお菓子を持って来てくれるのがいつもの定番。幼心に嬉しかったのをよく覚えています。
家に来ると、河川敷で取れたよもぎで度々お餅を作ってくれましたね。きな粉とあんこを付けてよく食べてたっけ…。
そんな祖母が私が5歳頃に泊まりに来た時のお話。
実家は団地住まいで玄関に入ると全てが見渡せる3DK。私とお姉ちゃんは、4.5畳の部屋に布団敷いて寝ていました。
祖母が来ると、私の頭の上に祖母の頭が来る様に布団を敷くのがいつものパターン。
5歳の私は、祖母が来て嬉しくて興奮していたと思います。
夜になって、布団を敷き、さあ寝ようというタイミングで驚く物が目に入りました。
私と祖母の間に
総入れ歯
が置いてあったのです。
5歳の私には、衝撃的過ぎました😱
クリスマスプレゼントが枕元に置いてあるのはよくある話ですが、総入れ歯は聞いた事がない。
その後は手がつけられない位私は大泣きしました。
歯が全部取れる事は、幼い子には理解出来無かったのです。祖母も申し訳ないと思ったのでしょう。その後入れ歯を下に置く事は無くなりました。
祖母は、20年位前に他界しました。102歳まで健康で、自分で出来る範囲は自分でした人です。
そんな尊敬する祖母との数々のエピソードを時々思い出す私でした。
本日は、最後までお付き合い頂きありがとうございました。