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お一人様暮らしの日常

今日は私の日常について書いてみようと思います。

一人暮らしを始めて5ヶ月が過ぎ、落ち着いて生活にも慣れてきた。

一人でバスツアーに参加して写真を撮ったり、プラネタリウムに行ったりと、元々一人時間が好きな私には特に問題はなく過ごしている。

部屋の間取りは1Kのロフト付き。

窓を開けると竹藪があり風が吹くと葉の音、虫の声、鳥のさえずりが聞こえ風情がある。

私にとっては大好きな環境だ。

風情があるのはいいのだが、そこには一つ問題点があった。

そう、どこからともなく虫が部屋に入り込む。自然が好きだが部屋に入り込む虫は別問題。

ロフトにベッドを置いて寝ているのだが、昨日は朝起きて天井を見上げるとそこには手足を伸ばせば5センチを超える蜘蛛が悠々と動いている。

爽やかな休日の目覚めの朝が一気に曇り空のような気持ちへと移り変わった。

その位の大きさの蜘蛛はこの家に引っ越してきて4回は目撃している。

どこから入って来ているのか未だ不明で、見つける度に格闘しながら外に出していた。

幼い時に「蜘蛛の糸」のアニメを観て衝撃を受けて以来蜘蛛を見つけたら逃さないといけないという観念が自分の中にはあった。

だから又朝からそんな事が始まるのかと思うと灰色の雲が怒涛のように心の中へと押し寄せた。

だからと言って大きな蜘蛛と同じ空間にいると思うと…ゾッとする。

これはもう早目に決行せざるおえない。

まずはビニール袋を手にするが、動きの速い蜘蛛を捕まえるのは中々に困難だ。

そこで無印良品で購入した小さなホウキを手に取り、追い出し作戦に出た。

天井から下に降りてきた蜘蛛をホウキで玄関まで誘導してそのまま出て貰う作戦だ。

上手い具合に玄関の方向まで来たと思ったら、その手前のドアの隙間を通り、トイレの中へ入り込んだ。

気分は絶望感に陥った。

トイレのドアを開けるのが怖い…。

でもここで諦める訳には行かないから恐る恐るドアを開けると中に居るはずの蜘蛛の姿が見当たらない。

またもや不安の波が押し寄せた。

扉を閉めてみると、再び壁を這っている蜘蛛を見つけるや否やチリトリで玄関ドアまで誘導し、無事に外へと追い出した。

この蜘蛛一匹を外に出す作業で
一気に体力を消耗した。

まぁ〜追い出せば一安心とその後は  
紅茶等を飲んでのんびりとした休日を過ごした。

そして、夜になりお風呂にお湯を張ろうとしたら今度はゲジゲジの虫が浴槽を歩き回っている…。 

この後のドタバタについてはご想像にお任せします。 

今回は普段と違うひらの日常をお届けしました。

ひら




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