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お直しできるから怒らなくてすむのだ【ゆるりhandmadeな暮らし#31】

先日、起床後にキッチンに降りてくると、先に朝ごはんを食べ終えて出かけた夫が使ったらしき木のトレイが、カウンターの上によく見えるように置いてあり、メッセージには「ごめん、割っちゃった」と。角が欠けたトレイの上に木片が二つ乗せられてました。そこからお直しの一日が始まりました。

欠けた状態のトレイの写真を撮っておけばよかったのですけど、うっかり忘れてしまい、イラストで再現試みるも無惨ですね(T . T)

あまりの下手さに呆れますが、まあこんな感じで、一つの角が欠けて、嵌め込むピースは二つあるけど、あとビー玉一個分くらい足らんよ〜どっかに落ちてないんかい?という状態だったのです。キッチン這いつくばって探すもカケラは発見できずじまい。

ないものはしょうがない。まずは二つのピースを強力万能接着剤でくっつけ、足らない部分はパテで埋めて、乾いたらヤスリがけ。仕上げに床補修用の住まいのクレヨン&マニキュアでお化粧です。


そしたら見事に復活しました!よく見ればわかるけど、使用には差し支えないし、個人的には全く気にならないレベル!

下の角の部分

この補修のやり方は以前に経験済み。キッチンの鏡でフォームを確認しようとゴルフクラブを振った夫が、吊り下げてたわたしのウクレレを叩きのめしてくれたことがありまして。流石に顔色変えて謝りに飛んできました。練習しやすいからといってキッチンにウクレレ置き場所設定したわたしにも非はありますが、二度とそんなところで振り回してくれるな、必要なら鏡を買って自室に置いてくれと話しました。まあその時の苦い体験が役立ち、今回、なかなかいい感じに修復できたのです。


モノは使っているとそりゃ、壊れることもあるし、それを恐れてたら使えない、お気に入りほど奥深くにしまい込んでしまいます。だからわたしは大切には扱うけど、壊れることもあるよね、って思ってガンガン使ってます。そして、可能な限り直して使う、なんちゃってお直しで十分です。ちなみにあるあるかもしれませんが、夫はわたしが大事にしてるものやおろしたてのものほどよく壊します。でもワザとじゃないからしょうがない(キッチンでゴルフクラブ振るのはとびきりの例外!)。あくまで普通に使ってて落としたりぶつけたりして壊れたら、「あららー直しとくわー」、ですね。


そしてこの日はお直し依頼日で、娘のサンダルの色チェンジとブーツのとれかけてたパーツを縫いとめました。いずれもなんちゃって補修なので、出来上がりは完璧ではなく、こんな感じかあんな感じになりそう、それでもよければやってあげると伝えてから取りかかりましたが、お気に召していただけたようでヨカッタヨカッタ。


ブーツは向かって右側補修済み


サンダル ビフォー


アフター

わたしには大きい…

赤色がコーディネートに合わなくなったから新しいのを買ってくれと言わず、黒だったら履きたい、と言ってくれるのですから、やりますよ!お直し!多少面倒くさくてもね。


みんなが心穏やかにモノと付き合えるお直しが好きみたいです、わたし。

お付き合いありがとう

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