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信用の崩壊、テロリズム、監視社会

ノブです。
最近はずっと農作業をしていて単純作業なので考え事をしています。
ネギとか、さくらんぼ作ってます。

さくらんぼの木の枝を切っていると3年越しでのテストの結果を見ているような、自分で打った3手前の囲碁の白石を見て、3手前まで待ったして戻りたい気分です。
自分の知恵や知識の無さ、その中で少しずつ工夫しているのが見てとれて、自分の成長を感じて面白いです。

アイデアがでるのは常にリラックスしている時だと最近わかったので木や自然との会話はすごく好きです。
おもしろいアイデアがでたらメモをとり、作業しながら空想しています。

さて、その中で少し先の未来についてどうなるかを考えたら
ちょっと不思議で、あり得そうなシナリオが思いついたので少しばかりお付き合いください。

お金の革命

最近の人類ですごいことってなんでしょうか。

私は話題の仮想通貨だと思います。

お金ってなんでしょうか。
信用です。

ちょっと意味がよくわかりませんよね。

お金というものは国が無限に作り出せます。

例えば、
私は国です100万円持っています。
あなたは労働者で50万円持っています。

私はあなたに10万円あげます。

とはいえ、私は無限にお金をつくりだせます。

私はお金が財布から減ったのがとても寂しかったです。
なので110万円を紙に書いて作りました。

私は200万円持っています。(+110万)
あなたは60万円持っています。(+10万)


私ってやばくないですか。
こんなこと平気でやれるんです。

私は働かなくても110万円をポンポン作れます。
あなたは一ヶ月くらい一生懸命はたらいて20万円くらい稼がないといけません。

ただ、私にも仕事があります。

私はこの紙に1万円の価値がある!ということを
あなたや、他の人や、他の国の人々に信用させなければなりません。

ちょうど神様が存在します!という教祖のように、
それはそれで大変なんですよ。

私(国)の仕事は、信用させることです。

だから、お金は信用といわれているんです。

その信用の価値を決めるのは、あなたの労働です。

Win-winです。今までは。

仮想通貨の本質

あれ?
そういえば仮想通貨って
信用を国ではなく、みんなでやろうってシステムじゃなかったでしたっけ?

簡単にいうと
国が「このお金は1万円の価値がありますよ!」
といっていたのが
みんな「我々はこのお金に一万円の価値があると信じています!」
となりました。

なので、どちらとしてもやりたいことは取引なので、成立します。

そうなると国は困ります。

無限にお金つくりずらくなります。
作れば作るほど、仮想通貨と比較して、国のお金の価値が下がります。

あなたは
国が作りたい放題のお金と
みんなが公平に価値を保証するお金。

どちらを信じますか?

仮想通貨のデメリット?

無敵に思えます。仮想通貨。

とはいえ、国の悪事が一つできなくなった!と考えたいところですが、メリットがあれば、もちろんデメリットも存在します。

国で働く公務員が強い淘汰圧を受けます。

いままでは社会主義のようなシステムだったので、
変化しなくて良く、頑張らなくてもなんとかなる感じでした。

誰かと競争しなくていいんです。最高な社会ですよね。
それがちょっとしにくくなります。
競争し合って潰しあって、過労死の国らしくもっと頑張らないと。

さて、そんなことはどうだっていいんです。
本題はここからです。

ある程度国がお金を操っていたので、
なんかやばいこと、めんどくさいことを、国が変わるようなことを
良いか悪いかは別として、変化させる人たちを何とか押さえつけることができました。

それがやりにくくなります。

お金というのは、私たちは、
良いお金も、悪いお金があるように感じます。

とはいえ、実際にはいいお金も、悪いお金もないんです。

ここからは悪いお金の押さえつける力がなくなるかもしれません。

テロリズム

テロってやばいですよね。

ビルに飛行機突っ込んだり、
電車で毒ガスしたり、
誘拐してお金を要求したり、

なんかたくさんありますよね。

彼らは悪でしょうか?

そんな話はさておき、
彼らには彼らの正義があります。

最近流行りの多様性を認めるって話です。

彼らは基本的に何かの大義や正義があります。

愛国心かもしれませんし、家族愛かもしれません、友愛でしょうか?
守るべきものが、愛するものが、信じることが、
未来がある人間は時に残酷ですね。

そのなにかしらの大義を押し通すために
物資だったり、お金だったり、さまざまな道具が必要です。

ちょうどいいところに、仮想通貨が最近できましたね。

あれなら中央に国がいないし、現金に変換しなければ、
悪い?お金の使い方を追うことは難しいです。

つまり、テロリズムには最高の道具になります。

テロリストが持つ仮想通貨は信用ができませんか?
いいお金も悪いお金もないんですよ?

テロリスト集団の誕生

今はまだ仮想通貨、使いにくいです。
なんで自販機やスーパーで仮想通貨つかえないんでしょうか
とっても使いにくいです。使ってますか?仮想通貨。

まだ私のような一般市民にとって仮想通貨は株の一つくらいの感覚です。
あれがお金の働きをするとは到底思えません。

とはいえ、近いうちに現金をスーパーの店員に渡すように、
家族に1万円を渡すように、

仮想通貨が簡単に渡せるようになります。
それは遠くにいる人にも、知らない人にも、より簡単に、より便利に。

取引が可能です。

そんな時の一つのシナリオは、テロリストの標的にされる可能性が高まります。
なぜかというと、匿名性が高く、
現金化しない限り、悪いことしても、自分がそのお金の持ち主とわからないからです。

わかるのは、ビットコインのアドレスと、送った量だけです。

ビットコインはブロックチェーン上にすべての取引の情報が記録されていて、誰でも閲覧可能な状態のため、取引当事者でなくても取引の流れを追跡できます。しかし、その情報はビットコインアドレスと送付量のみであるため、取引情報からは取引当事者である実際の個人や組織を特定することはできない仕様になっています。つまり、ビットコインの取引は、ビットコインアドレスによって完全に追跡可能ですが、取引情報だけではプライベートな情報まではわかりません。
https://bitcoin.dmm.com/column/0203

つまり、悪いお金は現金化できないなら、ビットコインの中だけで、個人の特定にならないように使うことができるんです。

あなたが100コインもっていて、現金にして100万円の価値があるとして、
それを現金にしたらあなたが100コインの所持者とバレます。

とはいえ、現金にしなければ100コインはあなただと、バレないってことです。


つまり、ある思想があり、その価値観に基づいて悪いこと?をした人にお金を渡して経済が回るようになります。


現実の世界で欲しい物がなくなった人たちにとっては面白いモノです。

それで多くの人を動かせるとしたら、どれほど素晴らしい道具でしょうか。

こうしてテロリスト集団の誕生です。

ときには
1コインで誹謗中傷の依頼をしたり、

ときには
10コインで激ヤバ動画を依頼したり、

ここまでなら、まだかわいいもんですよね。
インターネットの中だけです。
怖いのはここからで現実世界の話です。

100コインなら誰かの家にいやがらせピンポンダッシュ動画依頼
1000コインなら極悪ドローン爆弾製造依頼

1万コインなら、
10万コインなら、どこまでやりますか?


 ある若者は日本の観光名所のどこかを放火すると日本人全体を脅した。
仮想通貨を要求し、100コインで必ず中止すると約束した。

もちろん。
心優しい人がいた
日本のお金持ちの人が

「それなら安いもんだ」

と、彼のアドレスに仮想通貨を送り、SNSに投稿する。

お金持ちには賞賛の嵐
「ヒーロー。」「すごすぎる。」「金持ちってすげえ!」
♡100万

放火は起きませんでした。

次の日、また要求、今度は10倍の1000コインに増える。

みんな「こいつはどうせ適当なことを言っている嘘つきだ。」
無視をしはじめました。

そして、放火事件は発生し、日本の文化遺産は全焼

社会問題になりました。

国は絶対に仮想通貨を送らないようにと国民全体に通達しはじめます。

最初のお金持ちには非難の嵐
「戦犯」「あの時コインを送らなければ」「金持ちって最悪」
お金持ちのアカウントは停止した。



 ある外国人は、ある家族の子供を誘拐して、仮想通貨を要求する。

「子供返して?このアドレスに100コイン送る」

もちろんリターンを最大にするため、親が支払える分すべてを吸い取ります。

「足りないから200コイン送って」
「まだ足りない」
「「「足りない」」」

もちろん外国人は馬鹿ではありません。
リスクを最小にするため、何も誰も帰ってくることはないでしょう。

超監視社会を求める国民

監視されてるって、いやですよね?
私はいやです。

ただし、このシナリオのテロリズム世界では
みんなが監視されていることほど信用できる状態はありません。

となりの家も、ぜんぶ敵
そう見えてきます。
誰も信用できません。

ただし、隣の家の人の状態が監視できていて、
国が彼らを信用できると断言してくれたらどうでしょう。

少なくとも監視されていない人よりは信用できますよね。

信用はお金。
信用がなければ道具がありません。
道具がなければ、悪いことできません。

あなたが作った何かを渡す時、信用できる人に渡したいですよね。
じゃないと、どんな悪用されるかわかりません。


超監視社会では自分が信用できることをアップロードすることで、
信用(物資)を得ることができます。

「隣人を愛したければ、自分を自らアップロードせよ。」

こんなスローガンが、テロリズム主義の解決策になるかもしれません。


全てをインターネットにアップロードし、
AIに監視されている状態。

あなたは、何を感じますか?

まとめ

信用の崩壊 → テロリズム → 信用の再構築

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心理学
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