政治交渉
マネジャーとして挑戦すべき課題の1つに「政治交渉」がある。
政治交渉とは組織内にネットワークをつくり出し、それを通じて自部門に資源(ヒト・モノ・カネ)を集めつつ、かつ、他部門ともうまく協調していくこと(中原淳「駆け出しマネジャーの成長論」より)
マネジャーは他部門と、また自部門においては部下だけでなく上司ともうまくやっていかなくてはならない。
そんな上司を動かすには、交渉相手となるボス(個人的資質)を理解し、関係を築き、そしてボスを動かすような「段取りをふんだロジック」を作ることが大切だそう。
ボス/自分の①目標・目的②強みと弱み③好むワークスタイル④利害関係などについて把握するとよいとのこと。そのためには、普段からのコミュニケーションやこれらを冷静に見られる目も必要だ。「ボスの考えていることはよく分からない」「自分たちには理解できない古い考え方」で済ませるのではなくボスを理解する努力をしたい。どんな働き方をしてきたか、どんな評価を得てきたか、何を大事に思っているかまで。
理屈としては正しい、チームにメリットを生み出すようなことでも、ボスが動いてくれなくては進められない。「ボスに喜んで動いてもらう」ために、ボスを知り、ボスが納得するロジックを作ろうと思った。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2014/05/150493.html