制約を乗り越える
『働く女子のキャリア格差』の本で国保祥子さんは
日々の業務の中から小さな達成経験を探して学びに変えていく、仕事に必要な勉強をする時間を作る、限られた時間内でタスクを遂行するための知識や能力を習得する、自分だけでなんとかせずにすむ育児資源(ベビーシッターや病児保育サービスなど)を用意して、いざというときの離脱リスクを最小化しておく
ということは制約人材がすぐにできる行動として紹介している。
ここ数日、想定を超える事が起こり、子どもを保育園に預かってもらう、電車に乗る、行きたいイベントに行く、日用品を買う…といった今までの当たり前がそうではなくなってしまった。
こんなときこそ、小さな子供を育てながら働くママ達のような存在が力を発揮すると思う。
リモートワークを進める、日々の病気予防対策を見直す、突然の欠員に備えた働き方をする、生活に必要な日用品を最低限揃える、家族が元気に毎日を過ごせるようにできることをする…これらは働くママ達がいつも考えてきたことだから。
子育てと仕事をポジティブに両立させることは、この予測できない時代を生き抜く力を育てることにもつながる気がする。
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