醸成という名の「雰囲気」を、つくるさま
「代官山らしさ」を今、表現したらこんな感じです。
なんのこと? ってなりそうなのでもう少し簡略化すると
もっと噛み砕くと
元倉眞琴『集まって住む』読書イベントでの出来事 2014年6月21日
以前、元倉 眞琴さんの読書イベントで「集まって住む (くうねるところにすむところ―子どもたちに伝えたい家の本)」での「街」を考える内容に出席したことがあります。
まちづくりのことも、代官山のことも「よく知らない」私にとって10歳でもわかる言葉で話そうというお話だったことがありがたかったのです。
暮らしてきた環境や、他の参加者の過ごしてきた時間について推し進める感覚はあまりそのような体験をしたことない私には新鮮で刺激的だった記憶として残ってます。
以前にも書いたけど、空気や水のような「透明」なものを表現するのって難しいんです。でも表現したいとも考えています。
お互いに「共有」できていることが大切になるけど、ちょっとのズレで全然違う景色が見えていたりすることがあり(私の知識量の問題もあるようにも思えるけど。。。)気をつけないと、本当に表層の「ステキ」な部分のみや、経済に走りがちにも見えます。(自分にもあるのでダメとは言ってないのですがズレてることあるという事実)
「らしさ」を話そうとすると「透明さ」にひっかかるんです。
今、茶話会で話したり、新たなお店や空間ができた時に実際にテクテク散歩したりするのは、その情報を教えてくれた方の目線を体験したい性分。
これは良い悪い(好き嫌い)というよりは「意見として伝えられること」の方が大事と感じます。
例えば先日見ていてステキだなぁと感じたのがこちら↓
よく食事に行くお店と、髪を切りに行くお店の間にある「KARAFURU(カラフル)」のオーナー兼デザイナーの黒田幸さん。発する言葉が印象的で感覚似てると思いメモとして記録します。
ここの一角の皆さんってほんと素敵で、映像にもあるけど、外観にワイヤープランツが植えてあり独特の色合いの緑のタイルのビルと相まっていい風景を醸し出してる場所のひとつ、この植栽は左にある美容室も同じ雰囲気のテイストとなっていて空気感が似てます。
2階には「ココボタニカル」というお店もあるのですがここもビルの横階段から上がると深呼吸したくなるようなドライフラワー空間に巡り会えます。
私が10代後半の頃の代官山はスタイリストさんが闊歩していて、個性的なお店が程よい距離感に点在していました。
また、そうなって欲しいというのではなくて「偶然の出会い」的、面白みを体感できる新陳代謝がある場所が「代官山」であったらいいなって思います。
そして、また茶話会で「こんなの見つけた〜」って笑い合うのが楽しみのひとつに繋がってます。