蟹を喰うように、日常からヒントを得る
これは、私が自分を励ますときに使う言葉です。
日曜日の夜は、くだらないことを書くと決めています。
少しずつnoteを書くのに慣れてきました。
やってみるもんですね。
noteの使い勝手もとてもいいです。
記事を公開するごとに励ましてくれて嬉しい。
新しいことを習慣化させるのは大変なので
あの手この手で続けやすくしてくれていて、こんなに素晴らしいサービスを無料で使えるなんて感謝、感謝。
使いながら生意気にも
あ〜ここは、もっとこうしたらいいのに!
なんて思うところがあるのは普段から何かにつけてマーケティング、マーケティング、子どもとの意思疎通でさえも「行動させるには」と考えているからでしょう。
(マーケティングといっても領域が広いですが、ここではWebマーケティングの、比較・検討~購入・申し込みファネルを前提に話を進めます。)
私の主な商売道具は「薬機法」です。
美容健康の広告をするときに関りの深い法律なので、広告まわりのサポート役としてご利用していただいています。
広告の定義を人に購買行動を起こさせるものとすると、それを起こさせるためには、あの手この手でアピールしなくてはいけません。
「こんな機能があるんです!!!!」
「あんな未来が待っています!!!!」
あまりに前のめりになりすぎると、「ここまでしか言えません」という法律の範囲を超えて訴求してしまう事態が生じるので
「こんな機能があるんです!※」(※まろやかめ)
「あんな未来が待っています!※」(※想定できる範囲)
と調整します。
寿司職人が握った本気モードの握りから、ワサビを少々抜いて外国の方にも食べやすくしています。
この調整には、加減が大切です。
日本のSushiを楽しみにしてきたのに、日本の人が食べている物と別物になってしまっては残念です。
薬事の調整も、商品の魅力が全く伝わらない、買う気にならないものになってしまっては意味がありません。
たくさんの人に届けたくてつくった商品を、自らの手で届きにくくするなんてバカバカしいです。
だから、調整にはマーケティング目線が欠かせません。
あくまで買うという行動を起こさせるための広告において、どのように薬事配慮をしていくかを考える必要があります。
法律のアップデートや事例を追いながら、どうやってマーケティング目線を鍛えるのか??
私は、常にスイッチをオンにして、日常の一コマをもマーケティングとして考えるようにしています。
6歳と1歳半の息子を育てつつ、家事をしつつ仕事をしています。
言い訳でしかないけど、自分のために使える時間は少ないです。
日常から全部を吸い上げて、マーケティングの気づきを得るようにしています。常に電源が入った状態も慣れれば楽しいです。
子どもに行動させたいとき、「北風と太陽」どちらがいい?
新しいシャンプーを買うとき、どうしてそれ買った?
自分のためにお金を使いたいけどやめたとき、何と比較した?
学べるところから学ぶ!!!
蟹を食べるかの如く、脚も内蔵も、殻から出る出汁も、全部食い尽くす!!!!
意外と、主婦というのはマーケターに向いているのではないか?とも思います。買い物に触れる機会が多いからです。
自分の買い物はもちろんですが、家庭のため、個々の家族のための買い物もします。(各家庭によるでしょうが)
買い物に触れる機会が多いということは、それだけ消費者の目線に立って考えられるということです。
しかも、主婦はターゲットになりやすい。
たとえN=1でも、主婦の消費者目線はマーケティングに役立ちます。
利用しない手はないです。利用したって、3時には魔法がとけて母ちゃんしなきゃいけない。息子は一生懸命音読します。私もちゃんと採点しなければ。
少子化のこのご時世、希望のないことを言って申し訳ないけど、正直子育てはキャリアにとって圧倒的に不利だと思います。
でも自分で選びました。無理やり押し付けられたわけではありません。
上手くいかない言い訳を「子育て」にしたくないです。
蟹を食べる勢いで、日常を見てみると勉強になることがたくさんあります。
自分の心が動かされたんだから、同じような誰かの心も動かせるかもしれない!という仮説を立て続けます。
薬事もマーケティングも上を見上げるときりがなく、叶わないことばかりです。みんな月で暮らしているのに、私だけ地球にいるみたいに虚しくなることもあります。
そんなときに、自分を励ますのがこの言葉です。
主婦こそ最強マーケター※
※自分のためだけでなく家族のためにも買い物をする主婦は、より多くのマーケティングに触れていると言える
自分にもできることがあるし、自分だからこそ役立てるところがある!
虚しくなったらこれを思い出します。
日付を跨ぎ、月曜日。
自分を必要としてくれる場所に全力投球していきます。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
全ての頑張る母ちゃんに、乾杯。
ひらさこ