配信用ジャケット

11_-_どんぶらこ

平魚泳
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※試聴版。オリジナル版(04:26)は購入後に視聴可能。

東京を離れてずいぶん経つけど、一時期、有楽町の駅前でタイコを叩いて歌っていました。

こんなに大きな声で、みんなに向けて笑顔で歌ってるんだけど、
誰にも僕が見えていないんじゃないかと錯覚していました。

だいぶ僕の外へ向けるパワーも落ちてきた頃、
「あ、やっぱりいた〜 さかなく〜ん!」と
友達が仕事帰りに僕を見つけた。

「すれちがった子どもが『たいよ〜♪』って歌っていて、
『たいよ〜』って言ったらもしかしてさかな君いるかも!」
(太陽という代表曲がありました)
https://note.mu/hirasakana/n/ncf109e9e556a

「で、駅前まで来てみたら、やっぱりいた!」そうで。

そのエピソードが嬉しくて、やっぱりみんなに届いていたんだ!
と、さっきまでの絶望がウソのように晴れて、
ついついこんな詩がタイコ叩きながら出てきてしまったのです。

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あるときからあるときまで(今もその傾向はあるけど)、
あるがまま、当たり前のことを、
自分の気持ちは言葉には入れないで歌うようになりました。

叙事詩っていうのかな?

「こういうことがあって、僕はこう思いました」
という言葉を入れないこと。

詩で感じた気持ちは貴方のものだから。

空がある。
雲もある。
町もあるし
森もある。
雨が降る日もあるし、
泣く人もいる。
笑う時があって
時が流れてる。

この「どんぶらこ」って、そんな詩だと思ってます。
前向きな時は前向きに、
後ろ向きな時は後ろ向きに
感じて「今」をあらためて感じてみてもらえれば、いいな。

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どんぶらこ

昨日とはちょっと違う今日
昨日よりもちょっと違う今日
さっきとはちょっと違う今
今よりもちょっと違う明日

この舟は どんぶらこ
明日へと どんぶらこ
みんなまとめて どんぶらこ
いわゆる僕らは どんぶらこ

みなさんも ぼくも
偶然にも 必然かも
間違いも 正しさも
生きた人 生きてる人

どんぶらこ~

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https://note.mu/hirasakana/m/m2f34b79d1a86
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※noteで可能な限りの1番高音質"192kbpsのMP3"でダウンロードして聴いていただくことが出来ます。アルバム「ひとつ」12曲は全曲併せてmixマスタリング共に時間をかけて仕上げています。お手持ちの再生機器で愛聴していただけたら幸いです。

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