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心地の好い場所見つけては、ウクレレを弾いています

週に2回、ツイキャスでライブ配信をしている。

今までずっと、
ライブ活動、ライブの予定が入らなくて、
日々、ライブ活動をしている
「プロ」の人たちと
またどんどん経験値で
差がついてしまうなぁ・・・
と、
僕は僕で日々
焦ってたんだけど、
コロナ禍直前の
2020年の1月に、
僕が所属する地元伝統芸能の神楽社で
福岡の街のイベントに参加した時、
もう「イベント出演」というものを
「ハレの舞台」と位置付けるのはやめよう。

そう思ったのだ。

伝統芸能の「神楽」を披露するのは好い。でも、
不特定多数の人が集まるお祭りで、
自分の詩を歌って、
いくら大音量で、多くの人がいても、
「届くか?」
と思ったのだ。

神楽の他に、
桑田佳祐のモノマネそっくりさんで、
有名(らしい)エンターティナーが
場を盛り上げていた。

・・・絶対に
この場に「平魚泳」として
出演したくない!
と思ったのだ。

多分、ギャラがそれなりに出たとしても、
神楽で出演とか、
地元合唱団とかで参加した方が
マシだ。

それならそれなりに
僕は楽しむと思う。

多分、
そもそも
何かの役割がなければ、
こんなに人のごった返す場所に
わざわざ行かないな・・・。

そんな僕や、僕らに届けたい詩を、
なんでそんな「僕」の居心地の悪い場所で
歌わなければならないのか・・・。

まぁ、そんな「話」が来ることはまずないから
安心していよう。

******

で、最近は
週に2回、ツイキャスでライブ配信をしてる。

とてもやり甲斐を感じながら
やっている。

夏の木陰で。
冬の陽だまりで。

どこでも気軽に弾けるウクレレ。

大きな舞台は似合わない。

心地好い場所見つけては、
独り、そこでウクレレを奏で
ライブ配信する。

というアイデアは、
なかなか好いアイデアだと思った。

いや、
「企画」として考えたわけじゃない。

僕のやりたかった「表現活動」はこれだ!

と思ったのだ。

********

東京にいた頃、
ライブハウスで演奏する時より、
人混みに疲れ、逃げ込んだ多摩川の河原で、
独り、楽器を弾いて、たき火したりしてた。

とても幸せだったし、
この瞬間を掴まえたくて
詩を描いたし、
その川の音や、虫の声をMDに録音して
ライブハウスで、後ろで流してもらいながら
演奏したこともあった。

「ライブ配信」というツールが
実用的になった昨今、
あの頃に「やりたかったこと」を
思い出したのだ。

******

で、最近は
週に2回、ツイキャスでライブ配信をしてる。

どんなに忙しくても、
時間を割いて、
やっている。

これをしないと、
どんどん、他の、
人、家族、社会に求められる姿の方が優先され、
とても、
依頼されたわけでもない、
誰が待っているわけでもない
この自分が大切にしている詩を歌う
「音楽」という仕事
維持できなくなってしまうのだ。

********

とっても理想的な
好いアイデアだと思うし、
僕が表現したかった表現を
表に現せる機会。

テクノロジーの進歩よ、
ありがとう!

なんだけど、
やっぱりそれほどこの「好さ」を
求めてくれる人はいないようで、
ここ最近は、
唯一の視聴者さんに
「やり甲斐」を支えてもらい、
今日はとうとう、
その人からの視聴もなく、
ずっと前半、
「視聴者ナシ」のまま演奏した。

*******

誰からも求められてなくても、
僕自身が求める姿が
ここにあるから演っている。

何年も経ち、
何十年も、
いつの間にか経ってしまった。

「あの坂を登れば海が見える」
そう呟いて、
いつになったら海が見えるのだろう?

海は見えたのだろうか?

海には来れたのだろうか?

何を求めていたのだろう?

何を求めているのだろう?

*******

週に2回、ツイキャスでライブ配信をしてる。

今週は
神楽やら、学童の支援員の研修やら、
近所の鶏農家さんの手伝いやら、
いろいろ忙しくて、
なかなか時間が作れなかった。

でも、やらないと、
本当に音楽、というか、
僕自身がしおりを挟むように
創り出した詩を
自分自身で唱える機会を
失ってしまう・・・。

次回は日曜日。
これを「今週2回目」としておこう。

午前中、長女7歳が
地元小学校のアイドルグループで
イベント出演を終えるので、
保護者としての付き添いを終えた後、
15時から、
一人、抜けさせてもらって、
どこかでライブ配信やります。

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最近は、娘の方が舞台数多いな(笑)。
でも、嫉妬してもしゃーねーって(笑)。

さすがに「俺にもやらせろ!」
とは思いません。

別に目立ちたがりではないので。

日曜日。10/20(日)の15時。
また、誰も視聴者がいなくても、
独り、心地好い場所を見つけて
ウクレレ弾きます。

どんな出逢いが待っているのだろう?

視聴者がゼロだと、
それでも歌う、自分のさがと出逢った。

これが一人でも視聴者がいてくれると、
やっぱりまた
違う意識になって面白い。

今日も途中から、
一人、ずっとずっと聴いてくれる人がいた。

コメントは入らないから
「いつもの人」とは違うのかもしれない。

ふと気になって、
初めて聴いてくれてる人かも
と想うと、
また違った心持ちになる。

とにかく、
週2回。
ツイキャスでライブ配信して
ウクレレをどこかの野外で弾く。

この行為は、
まだ日々、続けていこうと
今は思っています。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。