音楽の機会

今日は明け方から雨が降り
気温はそんなに低くはないらしいが、
太陽がないので、
わざわざ外には出たくない天気。

晴れていると、
薪割りやら、田んぼの藁切りや耕運、
やることはいくらでもあるけど、
おかげさまで、
午前中、ドラムを練習し、
お昼時から
暖かい静かな部屋の中で
ウクレレを弾いた。

今週末の土曜日に
福岡の早良区の喫茶店で
久しぶりのウクレレライブ。
昼も夜も演奏させてもらうので
この晩秋の雰囲気の中、
奏で、歌いたい詩を
片っ端から練習した。

福岡市早良区 ロビニアヒルさんでのライブ情報はこちらから

たくさん自分の曲がある。
どれもいつも、いつでも歌っていたい。

でも、
そんな、
いつもいつでも歌ってたら
時間がいくらあっても足りない。

そもそも、
人は(僕だけ？)いつでも、
その時その時、
機会に合わせた振る舞いを
するもんだと思っている。

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音楽を聴いてもらえる
歌える機会は有り難い。

と言っても、
僕の音楽は
あまり聴きたいと思ってくれる人が
多いわけじゃないので、
福岡の予約は
今、昼と夜、共に２名の予約。

他にも年内、
12月は5本も
日田、成田、西千葉、奈良、京都。

色々入っているが、
馬頭琴の友人とのライブ、
奄美三線の友人とのライブ、
津軽三味線の友人とのライブ、
のような企画に合わせたイベント以外は
いつも
お客さんはいるかいないか。

そんなもん。

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共演者や、雰囲気、企画に合わせて
お互いにインスパイアされながら
楽曲を合わせていくのは
有り難く、幸せな機会なのだが、
「祭り」には馴染まない、
独り、孤独で寂しくもあり、
愛おしい情景を描ける
単独ライブの機会は
本当に有り難い。

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お昼時、
部屋でウクレレ弾いて歌い、
練習した。

本番がある。
と思うと、
詩にも演奏にもハリが出る。

それが有り難いことなんだ。

ハレの舞台があり、
彼向かうカムカウ場所がある。
奉納の機会がある。

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ライブ至上主義で、
本番以外で練習しない人も多いけど、
それだけ機会を失わず、
日々、ライブが出来る
外交的スキルやら、
人間的魅力が羨ましい人は
たくさんいるけど、

僕はじつは、
集客や告知、
スケジューリング、外交、社交が、
そんなに得意ではなく、
かなり無理をすることになるので、
過剰な装いをすることは
やめてしまった。

詩を唄い、
そこに現し、実らせたい現実がある。

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でも、やっぱり、
機会を失いすぎて、
練習の機会も失い、
自分の歌唱力、演奏力の
不甲斐なさに、
涙することは
本末転倒で、無くしたい。

今日は、
たっぷり、部屋で、
音と声を味わいながら練習して、
自ら決めた
ツイキャスでのライブ配信に出かける。

雨の中、
神社の神楽殿で演ることにした。
屋根があるからね。

いつも、
このライブ配信の機会を
自分で創らなくては
本当に音楽する機会を失い、
他の必要に迫られる雑務に飲み込まれてしまう。

ライブ配信直前になって、やっとウクレレを触れる、
なんていうことがなかったせいか、
今日は、
演る楽曲も決めてなかったのに、
味わいのある丁寧な演奏が出来た気がする。

まぁ、ライブ視聴者は
一人だったけどね。

でも、０人の中で歌い始め、
歌詞が出てこなかったのに、
一人、視聴者が付いてくれただけで、
変わるね。

やっぱり言葉は
誰かに届ける気持ちがあってこそ
発することが出来るんだ。

土曜日のライブまでに、
もう１回、ライブ配信する予定です。
と言っても
明日か、明後日か明明後日か・・・。

あ〜忙しい忙しい♪