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オルタナティブ=代案

90年代を10代として生きてきた僕は
「グランジ」「オルタナ」「ローファイ」
という言葉を
身近に、そして漠然とインプットしていた。

ニルヴァーナ、ダイナソーJR、ペイヴメント・・・
いろんなロックバンドが
「オルタナ」というジャンルの括りで、
「オルタナ」というジャンルが創設された。

J ROCK、J POPとかいうカテゴリが
創設されたのも
同じくらいの時期でしょうか?

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なので僕は
「オルタナティヴ」という言葉を
グランジの「薄汚れた」という意味と
ローファイの「ノイズ混じり」の
劣化させた感じ、
そんな感じの総称として
認識、イメージしていました。

それを
肯定的に捉えた言葉ね。

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だからどうしても、
昨今、みんな、僕らが模索している
「オルタナティヴ スクール」ってやつは
素人が、トントンカンカン模索して
手作りで学校を創っている。

という肯定的なイメージで
捉えていました。

それでまた
間違っていないのが恐ろしい(笑)

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あらためて「オルタナティヴ」を
見直したのが
2019年に韓国へ行って
「東アジア地球市民村」に参加した時。

韓国のオルタナティヴ スクールの人たちが
参加していました。

オルタナティヴ スクールのことを
韓国語では"テアンハッキョ"
「代案学校」と呼んで、
一応、韓国語として、
韓国では認識されているそうです。

受験競争、学歴社会、
ほとんどの人が大卒という
韓国社会で、
どれだけこの「代案学校」が
認識されているのか未知ですが、
確かにこういう母国語で
認識されているそうです。

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もしかしたら、
その時に初めて知ったのかもしれない。

オルタナティヴの直訳が
「代替」という意味だってことに・・・。

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今更知ったくせに、
それ以来、
「オルタナティヴ スクールとか言って、
長ったらしいヨコモジを使うより、
韓国語みたいに、日本語で
「代案学校(だいあんがっこう)と
呼べばいいのになぁ」

なんて心で思っているけど、
ここまで書いたように
話が長くなるので
言いません。

わざわざ説明しなくても
「代案学校」という日本語が
定着してくれたら
意味が分かり易いのになぁ〜
と思っています。

********

代わりの提案の学校なんですね♪

それはとても好いと思います。

今の行き詰まった教育制度には
本当に「代案」が必須だと思います。
代案なしで、
40年前と同じ事を学ばせたら
日本は劣化して滅ぶよ。

こっちの方がローファイだ!

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日本語の認識も変えていかなきゃね。
というか、
オレ、もっと学べよ!
って感じです。

みんなは・・・どうなんだろ?

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最近はインターネットに
音楽やら、コンテンツを投稿するとき、
ジャンルやタグの選択を
迫られるじゃないですが?

その時、
「ロック」「ジャズ」「フォーク」「オルタナ」
とかあると、
この「オルタナ」は
どんな音楽を指しているんだろう?
と疑問に思いつつ、
適切なジャンルが見つからない時、
ついつい「オルタナ」を
選択してしまいます。

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僕の音楽は
「言葉」を起点として始めたものだから、
「フォーク」が
本質的には相応しいのかな?
なんて思います。

でも、フォークギターじゃなくて、
ウクレレとか、
言葉によっては
言葉をより生かすためにも
タイコひとつで歌ったりするから、
「詩を歌う」って意味では
「フォーク」なんだろな。

さらに、
創った物語を
ウクレレ弾きながら
語り、お話ししちゃうから、
ガチ「弾き語り」なんだよね。
(息子の使う「ガチ」を使ってみました(笑))

プリミティヴ=原始的
過ぎて、
いわゆる「フォーク」の雰囲気とは
違ってしまっている。

「フォーク」の「代案」だよね。

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名詞として固定されて「ジャンル化」されてしまった
「学校教育」には
やっぱり代案が必要だよね。

で、きっと、
形骸化された「フォーク」の代案として
「オルタナ」として表現したら、
より「フォークとは何か?」や、
「音楽とは何か?」が
見えてくるんだよね。

それと同じように、
「代案学校」で表現するほどに
「教育」とは何か?
「学校」とは何か?
が、見えてくる。

本質が見えてくる。

********

そして「代案」とは
代案のことだから、
多様に在っていいと思うんだよね。

「代案(オルタナ)」がカタチとして
固定化されてしまったら、
言葉本来のチカラを失ってしまうね。

「案」として、
表現、提案、pre-sent(プレゼン)するのは
とても大切だから、
僕、苦手だけど、
いっとき、カタチを固定化させて、
パッケージングするのも
現実化のプロセスとして
とても大切だと思う。

でも、パッケージが固定されて
中身がいなくなってしまったら
骸(カラ)になり形骸化してしまう。

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ね?
「オルタナティヴ」なんていう
遠い外国語を使うより
「代替」という、漢字由来の
日本語を使ったほうが
僕ら日本人には
より理解が深まって、
いろんなやり方を
考えることができるように
なるよね。

これからは
「オルタナティヴ スクール」から
「代案学校(だいあんがっこう)と
呼ぶことにしようよ。

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ウクレレ平魚泳
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