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リズムについて④

前回の③では1つの車輪が転がり、
その円周部分に♩♪♬(4分音符や16分音符などの音の長さ)が
どんな割合で刻まれているか。
そんな表現でリズムを捉えてみました。

今度は音符によって車輪の大きさを変えてみます。
地面は経過した時間の長さだと思ってください。
転がります。

♩(四分音符)が1回転がります。
その間♪(八分音符)が2回転がります。
その間♬(16分音符)が4回転がります。

車輪の大きさは
♪(八分音符)は♩(四分音符)の半分。
♬(16分音符)は4分の一の大きさで
転がって行くイメージです。

車輪をイメージした
タイコを叩く音を、鳴らす瞬間のための
手の円運動。
円を大きくするか小さくするかによって
同じエネルギー(筋力)内において
回転するスピードが変わります。

なので、早く叩きたければ(多く叩きたければ)
円運動を小さくすれば良いのです。
(「円運動」と言っても、実際は手が上下するだけかもしれません。
イメージは転がる車輪。円運動です)

もしくはこんなイメージ

ボールが弾むと、最初は大きく高くバウンドして、
だんだん小さく低くなっていって、
地面を叩く回数は小刻みになっていって・・・。

タイコを叩く手が
車輪に乗ってるような感じ。
ボールが弾むような感じ。

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今は片手だけで感じるリズムのイメージをお伝えしましたが、
実際の音を鳴らすにあたって、右手も左手も使うし、
足でリズムをとることもあるし。

それは大きなひとつの流れの中で
どんな風に泳ぐか。
いかに気持ちよく踊るか。
ってことだと思います。

右手が一番高く上がった時に
左手が打面に到着すれば
♩ ♩ ♩ ♩が
♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪となります。

「とんとんとんとん」が
「とたとたとたとた」と鳴ります。

転がる車輪、跳ねるボール。
ギヤ比を変える。
エネルギーの流れが見える。
そこに乗る。

打楽器を奏でることと、踊ることは
とても似ている。
同じことのように感じます。

考えていても始まらない。
勝手な想いだけでもどうにもならない。
腰、肚、肉体!
って感じですね。

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頭で考え、歌詞を聴くためだけの音楽の在り方が
主流になっている現代。

リズムを奏でる、心地好く踊る、
という経験は貴重であり、重要であると想います。

そんな経験にたどり着くのは
ほんと今の社会だと「ご縁だなぁ」と思います。

このnoteは僕の頭の整理、言語化、
本当に「ノる」という経験とは正反対の論ばかりです。

でも、
心、頭、身体。
仏、法、僧。
総てが繋がり「ひとつ」の我が身です。

こんな「論」の整理が
みなさんや僕自身の
身(実)になりますように。


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ウクレレ平魚泳
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