今日は雨だから折り紙をした
朝から雨で調子が出ない。
でも何かしていないと落ち着かない。
そんな時は折り紙を折るようにしている。
家で折ると出来た作品の保管に困るのだが、先日クッキー缶が空いたからそこに入れることにした。
仕事上、日常的に折り紙は折っているため、折り図を見れば大体折ることが出来るようになった。
ただ、基本的には不器用なので端までピシッと…とはいかない。
それでも折るものを決め、順番に折り線をつけ、出来上がっていくのは淡々としているけど楽しい作業だ。
私は昔から紙が好きだった。
デパートの包装紙、サンリオショップの紙袋、焼き芋を入れてる茶色の袋。
紙独特の匂いもそれぞれの触り心地も違う。
だから本屋が好きでバイトもしたし、カバー掛けは楽しかった。
ただ、苦手な紙もあった。
私が保育園児だったころ、お迎えの後に買い物で時々行く麺の専門店があった。
蓋付きのガラスのケースの中にうどん、そば、ラーメンなどの生麺が入っていて、注文するとその場でお店の人がそれを包む。
最初はお肉などを包むような白い長細い紙で。
その上に薄い紙でくるくると包み仕上げの輪ゴム。
パチンッ
薄い紙が弾かれて、思った以上に鋭く乾いた大きい音がする。
私はそれが苦手で苦手で、店員さんが輪ゴムを包む瞬間いつも耳を塞いでいた。
そんな事を思い出しながら淡々と折り紙を折る。
私の大好きな小説「流しのしたの骨」(著:江國香織)の主人公こと子ちゃんも折り紙を折っている描写がある。
おりがみは心の落ち着く遊びで、集中して頭がからっぽになるのが良いと。
それを長女のそよちゃんに話したら、お菓子作りと一緒ねって言われて、ひとそれぞれにやりかたがあるものだと納得する。
何個か折るとちょうど良く疲れるし、気持ち良く終わりに出来るのでなかなか良い遊びではないかな。
せっかくなので、今日作った作品を一つ、スキのお礼に載せています。
これからいくつか載せようと思うので、是非見て下さい。
あ、そのためにスキも宜しくお願いします(笑)