すべては奇跡的🍎
7月18日(土)
古民家から帰ってきて、
空虚感と孤独感に苛まれた。
8畳のアパートの扉を開き、
ふとんが引きっぱなしの少し散らかった部屋へ入っていった。
机のそばに、荷物を下ろす。
シャワー浴びて、出かけよう。
そう思いながら、中田ヤスタカのNANIMONOを聞きながら、準備をする。
寂しい。悲しい。寂しい。悲しい。
もともと物理的に一人は寂しいので、
カフェなど人の集まる場所に身を置きたがる。
それが、心が落ちつく。
しかし、今回はそれでもなんだか拭えない。
真っ先に、電話をした先輩であり仲間であり親友のNさん。
即答で来てくれることに。
ここ最近であったことをお話させてもらった。
半年ぶりくらいに、カラオケへ。
悲しい、落ち着いた曲を歌うのとは対照的にTWICEファンの彼女は
ノリノリのテンションで歌う。
交互での曲風の入れ替わりがいつものくだりで面白い。
そんなとき、Nさんがスマホを見せてきた。
「三浦春馬 死去」
え?信じられなかった。でも、それが現実だと理解すると、気持ちが下がってしまった。
それでも、カラオケの時間、そう割り切って、その時間はNさんとの「カラオケ」時間を楽しんだ。
それからSNSを見ると、当件に関するニュースやストーリーばかり。
しんみり考えさせられる。
そんな中、やるべきことを進める。
彼女がごはんどうする?と聞いてきた。
節約するなら家帰って食べるけど、今日という時間が今しかないなら、りさとご飯に行きたいし。
嬉しかった。
勉強を黙々と進める。
「20時20分のバスで帰るね!」と言われて
「わかりました、すみません💦今日はありがとうございました。」と答えると、
「なんで謝るの?(笑)いてほしいなら言ってよ」と言われた。
「ありがとうございます。「でも」今日は勉強しますので」
「わかった‼」きりを付けたように見えた。
カフェを出て、軽くハグをして、「がんばってね!」「ありがとうございます。」とかわし、
彼女はピンクのスカートを揺らして長い信号歩道をリズミカルに渡っていった。
なんだ、自分。
自分から呼び出しておいて、自分の都合で、希望で動いて。
こんな自分は嫌じゃ!
「今日が最後だったら?」
なんて、大げさかもしれない。そんなことをやっていては、本業が進まない。
そうかもしれない。でも、嫌じゃ。
めんどくさいと思われるかな。
どんな関係だよ!と自分にツッコミを入れながら、ショッピングセンターの駐車場で急いで課題を済ませ、ラインをした。
「今から行きます…!!」
お騒がせやろーですみません!と打って向かった。
それから90分。夜景を見たり、横になって夜空を見ながら話した。
「終電探して、家行こうかと思ってたよ」
「…。ことば選べないですけど、どうしてそこまでできるんですか」
「大好きだから♡」
「私のどこがいいんですか」
「キラキラしてるところとか「Nさ~ん!」って言ってきてくれるところとか、可愛いなと思うんだ。へへへ」
なんという破壊力だろう。
「りさはどうして今日来てくれたの?😊」
「フフフ、恥ずかしいのでこの通りです(笑)」
まだまだ、恥ずかしがりやの私である。
たくさん話して、
お互いのことをまた知れる。
幸せだ。
カラオケでドリカムの「何度でも」を歌った。
「10000万回だめでも10001回目は何か変わるかもしれない」
大切にしてくれる人を大切に。
大切にしたい人を大切に。
そして、一緒に幸せになっていこう。
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