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ビートグランプリ2024に参加した話

予選に投稿した音源↓

まずは出場者の皆さま、関係者スタッフさま、音楽を愛してやまない全ての人に感謝です。


当日に至るまでと、本番感じたことを、

❶予選通過した時の曲
❷決勝大会のあれこれ
❸これから

の順で、備忘録も兼ねてつらつらと書きます。


❶予選通過した時の曲
自分はlogicで曲を作っています。この曲を作成したのはちょうど一年ほど前で、cill beatと和風な感じをうまく混ぜた曲を作りたくて頑張った曲です。Tennoというアーティストに特に影響を受けてます。
ヴァイオリンは、よく長野で一緒に演奏させてもらっている、vn.の川瀬あすかさんに弾いてもらいました。

全く激しくない曲調のビートで、周りのビートメーカーさんがかっこいい曲調ばかりなので、正直よく予選を通過させてもらえたなと今でも思っています。

↓素敵なヴァイオリニストの川瀬あすかさん


❷決勝大会のあれこれ
とにかく準備が大変でした。
45秒〜1分15秒の曲を10曲用意するのですが、既出の曲は出したくなかったので一部の曲をのぞきほとんどの曲は本選通過が決まってから作り始めました。
猶予が1ヶ月はある上、1分15秒以内ならまあ大丈夫だろうと思っていたのですが、1分以内で曲の主張を出しつつ・しっかり展開を作り込んでいくのが予想以上に大変で、本選1週間前あたりからずっと情緒不安定でした。

本選の前日、夜中の4時までpcと格闘してから寝て、次の日の朝6時に家を出て名古屋へ向かいました。
昼の12:00前に会場のX-HALL -ZEN-/THEATER OSUに着き、もう到着していた出場者さんとしばらくお話ししました。
使っているDAWやヘッドホンの話しをしていたらあっという間にリハの時間になり、5分間自分の曲のサウンドチェックをします。
自分はdj機材は全然触れないので、本当にただ流すだけです。
低音の作り込みとmixが苦手で、でかいスピーカーで聞くとやはり爪の甘さがより目立ちます。

出場者さんのリハを聞きながらどの順番で流すか大まかな作戦を構想していると、あっという間に本番の時間になりました。

1回戦目はヤンユンビーツさんとでした。
今年の夏からdtmを始めたそうで、自分と同じくクラッシックを真面目に勉強した期間のある方です。とても上手なフルート吹きさんで、楽曲にもたくさんヤンユンさんのフルートの音が入っていました。パーカッションの音とリズム感がすごく良くて、民族系な香りのする素敵な楽曲でした。

↓ヤンユンビーツさん


2回戦目はSo jidai(ソウジダイ)さんです。
去年の2023ビートグランプリ3位の、めちゃかっこいいトラックメーカーさんです。
自分はSo jidaiさんのファンです。緩急の付け方が上手くて、聴き手を驚かすやんちゃでイカついな楽曲を作られています。

自分はここで敗退してしまいましたが、彼にでしたら負けても悔いはないです。
むしろ音作りの良い指標の一つとなりました。

↓So jidaiさん


出場者さんの対決を生で聴いて特に感じたのは、
会場と音の鳴りがクラブだということ。
携帯やイヤホンではイマイチ聴き取れない重厚な低音をしっかり作り込む必要性を強く感じました。


❸これから
logicでの音作りを継続しつつ、ableton liveも取り入れようと考えています。
自分の好きな音作りをされている方がableton liveに多くおり、変態的な音色作りをするにはdawを変える必要があるように思いました。
ちょうどブラックフライデーの時期なので、
moog mariana
ez bass
Phase plant
ableton live 12
この辺を買うつもりです。(14まんえんくらいかな…)

会場で自分の楽曲に拍手してくださった方、声をかけてくれた方、本当に感謝です。より気持ちよくなれる音を目指して頑張ろうと思います。


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