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ひとりごと⑥~問題が起きたときに人の本性って出るよね
※業態や職種は故意にぼかしています。
※ネット上で騒ぎたてる意図はありません。
※スクショ・拡散・仲間内で晒す行為等全て厳禁でお願いします。
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※ひとりごと⑤の続きです
会社の他の仲間がどのような反応だったかも一応記す。
この一連の騒動の件で、私に連絡をくれた人が何人かいた。
SNSで私の憔悴ぶりを見かけていたのかもしれない。
深い事情は知らなくても、噂程度の話が社内に回っていたかもしれない。
とにかく私がひどく動揺し落ち込んでいることは分かっていたようで、
「ご飯に行こう」「お茶しに行きましょう」「何かあったら自分で良ければ聞くので言ってくださいね」
などと、温かくさりげなく声をかけてくれた。
その気持ちをありがたく思うと同時に、
こうした「普通の人の普通の対応」に触れることで、なおさらAの異常性が際立って感じられた。
「普通の人」は落ち込んでる仲間に説教や罵倒はしない。
ただ、そんな普通の感覚を持ち併せた会社の仲間たちにもそれぞれ立場があるので、相談してもどうにもならないことがある。
気持ちだけをありがたく受けとることにした。
鬱状態の人間にとっては、ツラい出来事を人に説明すること自体が非常にしんどいのだ。
実際5月に社員のFさんと話したあと、しんどさが再発して数ヶ月ノイローゼを引きずった。
Fさんが悪いのではない。
話をすることで思い出してしまったからだ。
だから、ただ仲間に愚痴をこぼして
あースッキリした、ハイ終わり!にはならない。
私は現実的に解決をしたい。
Aとは完全に縁を切った。
二度と会うつもりも、連絡するつもりもない。
しかし縁を切ることと「責任を問うこと」は別次元だと考えている。
Aの常軌を逸した身勝手さは昔からだが、ここで爆発したと感じた。
できるなら糾弾したい。
この記事を書いている今となってはもう全てが手遅れだ。
だが当時は、せめてAに謝罪の意思があるかどうかを確認したかった。
A本人と直接話したところで埒があかないのは分かっている。
Aから返ってくる言葉は大体想像がつく。
「だったら言わせてもらうけど!アンタだってあの時はあーでこーだったじゃない!」
「アタシが謝るならお前も謝れ!」
そんな水掛け論が永久に続くのは目に見えている。
話が通じない、噛み合わない人間とまともな話し合いはできない。
第三者を介するしかない。
実際に相談したのは先に書いた先輩のDさん、Eさんだ。
私も仲良くしていたが、何よりAと一番親しく近しい存在の目上の人。
目上の人なら発言権も強いはずで、私が望む「現実的な解決」の手助けをしてもらえるかもしれないと思っていた。
DさんとEさんは、<問題①>のときは私の憔悴ぶりを本気で心配し、気にかけてくれていた。
しかし問題の中心がAに変わった途端、態度が変わった。
2人には私への心配以上に、明らかにAのことをかばいたい様子が見受けられた。
それはとても不自然に見えた。
Aから罵倒を受けて絶縁した翌日、駅のホームでLINEで相談した時。
自殺寸前になるほど追い詰められていた私は、返信がすぐに返ってきたおかげで救われた。
だがその内容は、後から思えば変だった。
Dさんは
「Aに悪気は無い、貴方に強くなってほしくて言った。Aは貴方の敵ではないよ」と言っていた。
敵ではないのは確かだ。そんな御大層なものではない。
だが絶対に味方ではない。
精神が弱り切って身体も衰弱してる状態の人間に、
『強くなってほしいと思って』罵詈雑言を吐く奴はいないだろう。
Dさんの言い分では、まるでAが敢えて強気なアドバイスをエールとして送ったかのようだ。
そんな茶番はAという人間がよほど普段から懐の深い人物で、よほど私から信頼されていなければ成立しない。
悪いけどそんな信頼関係はハナから無い。
どう考えてもただ同期が出しゃばってその場の勢いで感情任せの暴言を吐いた、それだけだ。
『我が子を谷に突き落とす獅子』にでもなったつもりなら、
落とされた私は谷底に落ちて死んでしまったのだから結果は大失敗だろう。責任を取るべきだ。
罵詈雑言を吐いてヤバいと思ったらサーッと逃げて知らんぷり。
Aという人間が運悪く同期で、一時でも友人関係だったことを本当に恥ずかしく思う。
私の人生の汚点だ。
その後もDさんとEさんは車で連れ出してくれて食事に行ったり景色の良いところにいったり、気を使って色々してくれているのがよくわかった。
それは本当にありがたいと思った。
しかしその瞬間楽しかったからといって、根本的な問題解決にはならない。
約1ヵ月後、もう一度意を決して2人に話してみた。
なんと。
私が以前に相談したことはすっかり忘れられていた。
「ババアだなんてそんなこと、誰が言ったんですか?!」と素で驚いたように聞かれた。
とぼけてたわけではないと思う。
まさか忘れられてるなんて思わず、一瞬頭が真っ白になってしまった。
気を取り直して、もう一度話をした。
Aの罵詈雑言のせいで今もノイローゼに苦しんでることについて。
2人は返す言葉に困っている様子だった。
すると突然Eさんが
「わかりました!今から心が安らかになるおまじないを教えますね ♪」と言いだした。
おまじない???
予想外のレスポンスにまた頭が真っ白になった。
おまじない?????
えっバカにされてる?と思った。
いや、決して私をバカにするような人たちではない。
きっと本気なんだ。
きっと私がそのおまじないを唱えれば元気になると信じて、親切で教えてくれているのだ。
それにもしかしたら今ちょうど忙しい仕事の合間で、咄嗟に提案してくれたのかもしれない。
色々考えたらもう何も言えなくなる。
おまじない唱えてみますアリガトウゴザイマス、と返信して終わるしかなかった。
きっとこの時の私の目は死んでいただろう。顔の見えないLINEで良かった。
好き放題に他人を傷つける人間は無罪放免野放しで、
傷つけられた側はおまじないを唱えて我慢しなければならないのか。
悲しくなった。
2人はそんな調子で、
「Aさんについて悪く言うことはタブー」のような態度を見せた。
それどころか「触れることもタブー」のようだ。
Aの話だけとぼける。
AとDさんとEさんの仲が良いのはよく知っている。
だがわからない。
もしAの言動がおかしいと微塵も思っていないなら、失礼だが常識を疑う。
もしAの言動をおかしいと思いながら何も言わず仲良しを続けているならば、その感覚も理解しかねる。
Aの言動は、後輩のBと違って仕事に対する熱意から出たものではない。
Aにあったのは私に対するただの私怨だ。
しかも大して根深い感情などではない、「なんかあいつムカつくから意地悪してやろう」程度の幼稚で短絡的な悪意だ。
そんなAを盲目的にかばい、ひた隠しにする。
DさんとEさんは、Aに関する話題の時だけ突然文字がよく読めなくなったのか?と思うほど、不自然に話を逸らす。
そして私の気を何か別のことに惹きつけて、誤魔化そうとしているように思えた。
楽しい娯楽で気を紛らわせるのは大事だしありがたいのだが、それは他の友人とでもいくらでも出来る。
2人の立場だからこそ、Aの相談をしているのは分かるはずだ。
協力するよ、味方だよと言いながらあからさまに白々しい態度を取られると困惑する。
面倒くさいしそこまで深く介入したくないのかもしれない。
私が他者に重い期待をしすぎてるのかとも思う。
しかし、
真剣に悩んでいるのに楽しいことしましょう!と大雑把にまとめられたり、
共通の知り合いについての具体的な相談をしているのに、
漠然とした一般回答(元気出してねとか)しか返ってこなければ、誰でもモヤモヤするのではなかろうか。
モヤモヤは大きくなるばかりだった。
このままでは何も進展しない。
このままDさんEさんとヘラヘラ成りゆきで一緒に遊んでいても無為だと思った。
ただ辛さが増すだけだ。
そこで2人にLINEを送った。
「もしお2人が板挟みの立場で大変なようでしたら、私にムリに気を使わなくて大丈夫です。」
「距離を置いていただいて大丈夫です。」
返って来たのは言葉でもスタンプでもなく、涙マークのリアクションボタンだけだった。
その後Dさん、Eさんから連絡は来なくなり、そのまま縁は途切れた。
※偶然だと思うが、DさんEさんに相談を始めた頃から、私の社外での別の活動に対する匿名の嫌がらせが目立つようになった。
※偶然だと思うが、2人に上記のLINEを送って直接の関わりを絶ったとほぼ同時期に、嫌がらせがピタリと止まった。偶然だと思うけど。
結局、仲間づてに問題解決を目指す道は完全に諦めることにした。
しかし、Aと一番近い仲のDさんたちがだんまりを決め込んだことで、
Aに反省の気持ちが一切無いことは推測できる。
DさんEさんには今までの恩もあるし、気にかけてくれた感謝もあるので怒りも恨む気持ちも無い。
むしろ私が頼ったことで困らせてしまい、申し訳なかったと思っている。
きっと板挟みになって、どうすることもできなかったのだろう。
さぞや深い事情があるのだろうと察するしかない。
ぜひおまじないで解決していただきたいと願うばかりだ。
他人に多くのことは求めるのはやめた。
この人たちと同じ環境にはもういられない。
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