2020年最大の祭典、サンリオキャラクター大賞ウルトラ鬼爆裂ミラクル開幕MAX!!
虹の黄昏(芸人)みてえなタイトルになっちった。
さて、今年もいよいよこの時期がやってきてしまった。毎年恒例の一大イベント、サンリオキャラクター大賞である。
令和という新時代を迎えた今年は東京オリンピックも決まり、サンリオでも前々から言っているように周年キャラクターの多さなどにより大いに盛り上がるであろうこの世界最大のお祭りがとうとう始まるのである。
なのにだ。
やってくれたなコロナウイルス。
誰しもの予想を超える感染スピード。東京オリンピックは延期、ピューロランドも長期休館、挙句の果てには巨星志村けんさんまで持っていきやがった。
収束の兆しも未だ見えて来ない現状。沈みこむ世界。そんな中サンリオキャラクター大賞は今日、例年通り堂々たる開幕を告げた。
休館中のピューロランドから無観客でパレードやショーを配信してくれたり、最も大変なはずのサンリオがエンタメ界を盛り上げるためにこれほど前向きに頑張っているのだ。ならば我々ファンがネガティブになっていてはいけない。年に一度の大イベントをファンとして盛大に盛り上げようではないか。
というわけで今年のキャラクター大賞、去年と同じく80キャラクターがエントリーしているが、個人的な注目キャラクターをいくつかピックアップしていこう。
まず何と言ってもエントリーNo.07、サンリオが誇るダークヒロインことクロミ様である。
以前から言っている通りクロミ様は今年デビュー15周年。サンリオキャラクターとしては非常に珍しい“悪”の要素を持ち合わせ、グッズなどにおける黒や紫を基調としたダークでゴシックなデザインはもはやクロミ様の独壇場とも言える。しかしそれでいて心は純粋でいい子(いわゆるツンデレ)というキャラクターとしての深みがクロミ様の唯一無二たる所以である。
かつてアニメ『おねがいマイメロディ』でブレイクしてから、キャラクター大賞でも2度ベスト5まで上り詰めたが、『おねがい』終了後はしばらく10位11位あたりを行ったり来たりしていた。そんな中去年は7位という好成績を残し、「ワルカワイイ」クロミ様の魅力に今一度注目が集まってきている気がする。
今年は15周年な上に、相棒・バクの誕生日年(2/29)でもあり、さらに先日始まった新番組『ファンファンキティ!』でレギュラー出演しその魅力を存部に発揮してくれていることから、今年は2010年以来のベスト5入りも夢ではない気がする。
当然のことながら僕はこの子に一番多く投票します。
続いてエントリーNo.06、無冠の帝王リトルツインスターズ。
今年45周年(細川たかしさんと同期)を迎える圧倒的清純派。THE☆天使。キティちゃんやマイメロディ嬢と並びサンリオを支えてきた大ベテランでありながら意外にもキャラクター大賞ではいまだに2位が最高位。まあいちご新聞ランキングでは何度か1位になっているので正確に言うと無冠ではないのだが、「無冠の帝王」という言葉が何かかっこいいので僕が勝手に使っている。
しかしやはり45周年という節目にリトルツインスターズが1位を取るというドラマが僕は見たい。見たいぞこのやろー。
続いてエントリーNo.79、キャラクター大賞初エントリーのハローミミィ。
ある意味一番の注目株である。
サンリオファンにとってはおなじみだが、一般的にはまだあまり知名度は高くないキティちゃんの双子の妹。顔はキティちゃんと全く同じ。唯一の違いはリボンの位置(両親でも顔の区別がつかなかったのでリボンで区別している)のみなので、サンリオファン以外の多くの人はミミィちゃんを見てもキティちゃんだと思ってしまい、それが今一つ世間に知られていない要因となっている。
しかし顔は同じでも性格はキティちゃんとは真逆で、明るくて社交的なキティちゃんに対しミミィちゃんは人見知りタイプ。そんな控えめでお淑やかなミミィちゃんの魅力にトキメキZOKKON☆LOVEなファンは多く、これまでサブキャラコンテストではエントリーすれば必ず優勝するほどの実績を持ち、今回もメインキャラとしては初参加だが、かなり上位に食い込むのではないかと僕は予想している。
続いてエントリーNo.04、カワイイの権化マイメロディ。
リトルツインスターズと同期(つまり細川たかしさんと同期)で今年45周年を迎えるサンリオ御三家の一人であり日本三大ピンク(他は桜、林家ペー・パー子師匠。出典:平井“ファラオ”光)の一角。
97年から20年以上一度としてベスト5以下に落ちたことはなく、3度の優勝経験を持つという恐るべき実績を誇るキャラクター。
去年メロディ嬢より上位であったキティちゃん、シナモン、プリン君が今年は周年でないことからも、2014年以来の優勝も全然あり得ると思う。
伝家の宝刀“あざとカワイイ”の破壊力たるや鬼の如し。
続いてエントリーNo.11、30代男子のヒーロー、けろけろけろっぴ。
言わずと知れたサンリオが誇る男子向けキャラクターの代表的存在。前にも書いたが30代男子で幼少期にけろっぴを通ってこなかった者などほとんどいない。冒険、ロマンといった男子のあこがれ的要素を司るお友達キャラ。
去年は11位と好成績だったが、今年はばつ丸達とバンド『はぴだんぶい』を結成し精力的な活動を見せているため、ベスト10入りも期待できそうだ。
続いてエントリーNo.14、ピューロランドのアイドル、ウィッシュミーメル。
現状ピューロランドとハーモニーランドでしかお目にかかれない貴重なキャラクターだが、それで去年14位というのは相当凄いことである。
まあそれも当然で、夢に向かって毎日コツコツと頑張っている彼女には皆が応援したくなるストーリー性がある。
ルックスの可愛さもさることながら、今年10周年という大きな節目を迎えるので、僕は何気に去年14位から大きく飛躍しトップ10入りするのではないかと踏んでいる。
ウィッシュミー大先生。
続いてエントリーNo.05、寄り道マンズソウル、ポチャッコ。
去年30周年を迎えランキングも5位と大活躍のポチャッコ。90年代の絶対王者だった頃の勢いが戻り、さらに今年は閏年で誕生日年でもあるため、まだまだ彼の人気は衰えそうにない。
犬キャラのベテランとしての意地を見せ、現在の犬キャラのエースであるシナモン、プリン君を超えるようなことがあればそれもまた面白い。
続いてエントリーNo.28、もう一つのサンリオ、ジュエルペット。
遅ればせながら今更ドハマりしてます。というのもサンリオの公式YouTubeチャンネルにてジュエルペットの第1~7シーズン全てを無料配信してくれており、その圧倒的な面白さとキャラクターの可愛さにトキメキZOKKON☆LOVEしちまったからである。
アニメの細かな感想はまたそのうち上げるとして、とにもかくにも登場する数十体にも及ぶジュエルペットキャラクターがことごとく全員可愛い。まさにこの世界だけでもう一つのサンリオの世界と言っても過言ではない。はっきり言って天国である。
まだアニメを観ていないという人は是非観てほしい。主人公のルビーというキャラクターはもっともっと注目されるべき偉大なキャラクターである(僕の最推しはダイアナだけど)。
続いてエントリーNo.25、頑張れ王子、リトルフォレストフェロォ。
我が芸能サンリオ部のクレイジーミサイル、アントワネット山口こと王子の推しキャラクターである。マイメロディ嬢のはとこで、まだキャリアは浅く今年5周年を迎える。
去年の芸能サンリオ部のピューロイベントを観に来てくださった方はわかると思うが、実は非常に強力な潜在能力を秘めており、マイメロディ嬢の親戚ということもあってか、メロディ嬢を彷彿とさせるあざと流の型を会得しており、何かきっかけさえつかめれば一気にブレイクする可能性を秘めたキャラクターなのである。
去年は25位。ここは非常に踏ん張りどころである。王子の頑張りにもかかっているぞ!
続いてエントリーNo.51、歯ァ食いしばれ、歯ぐるまんすたいる。
ふざけちゃったサンリオ。
その名の通り歯のキャラクターで、社会の歯車として働くサラリーマン達を元気づけるために活動している。特設ページでは珍妙な4コマ漫画や占いなどもある。完全な色物キャラクターである。
公式ツイッターもあるのだが、数少ないフォローしているアカウントの中でなぜか僕をフォローしてくれているというのが最大の謎である。嬉しいけど。
その公式ツイッターでまさに今日、不吉な呟きが更新された。
今年33位以内でなければツイッターを休止すると言うのだ。
ギャグでないとしたらちょっとこれはピンチである。去年も毎日投票してはいたが、今年も何とか頑張って33位以内に入れてあげたい。
メッセージ性のあるいいキャラクターなので皆さん歯を応援してやってください。
とりあえずこんなところだろうか。
まあ他にも注目キャラクターはいるのだが、疲れたのでこのくらいにしておこう。
そしてこれも何度も言っていることだが、順位がつくことなので本気になるのは当然として、忘れてはいけないのはあくまでこれはお祭りであるということ。最も大事なのはこの祭りを楽しむことである。ましてやこんな時期なのだから尚更だ。
結果に一喜一憂あれど、あくまでも「みんななかよく」を忘れずに今年のキャラクター大賞、大いに盛り上がろう。
ゾウ自転車はエントリーなしか…。