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久しぶりのピューロランドで僕が見たもの~THE❤️ピンクドクロ💀~
【前回のあらすじ】
ロックマンがE缶を取ったどうこうの例えはわかりにくかったかも知れない。
半年以上ぶりのピューロランドをお楽しみ中のバカヒゲ男ことファラオさんだが、続いて向かうのはこの日のメインディッシュ。この半年間最も飢えていたものであり、ことあるごとに「会いてえー」「ハグしてえー」と新宿南口やサンマルクカフェなどで独り言をつぶやくほどに僕はそれを求めていた。
入館とほぼ同時に既に会ってはいるが、改めてご対面。
いずれ世界がこの子を知る時が来るだろう。
桂枝雀師匠の提唱した『緊張の緩和』理論は何もお笑いだけに当てはまるものではない。それはあらゆるエンターテインメントに通用するものだ。
『かっこいい』と『カワイイ』、『闇』と『光』、『黒』と『ピンク』、『悪』と『善』、存在そのものが『緊張の緩和』まみれのクロミ様はまさに完璧なキャラクター。完璧でないところも含めて完璧なキャラクター。その魅力はこのポーズ一つに凝縮されている。
時期的にハグはできないので撮影のみではあったが、目の前で動くクロミ様を見れるこの喜び、まるでロックマンがE缶を取った時のごとく体にカワイイエネルギーが充満していく。来て良かった。本当に来て良かった。
調子こいて2周目並んじゃいました。
2周目は自撮りスタイルツーショットで。先程はかっこいいポーズだったので今度は可愛いポーズで決めてくれる粋なマリーランドっ子のクロミ様。
ちなみにグリーティング終わりで出口付近に張り込みして楽屋(?)にはけていくキャラクターを見送るという常連ならではの楽しみ方があるのだが(この時予想を超えるパフォーマンスを見せてくれる場合があり、それが死ぬほど可愛かったりする)、私もはけ際のクロミ様を見送らせていただきました。カメラを構えるとどうしてもちゃんと撮れてるかというところに意識が向いてしまうため、肉眼焼き付けスタイルでいかせていただいたが、鼻歌が聴こえてきそうなくらいご機嫌にはけていくクロミ様もとてつもなく可愛かったわけであります(こちらに向かって手を振ってくれた)。
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【CM】
社会に疲れた。ストレスが溜まってる。癒されたい。
そんなあなたにサンリオ!
窮屈な時代を生きるあなたの心に寄り添ってくれる可愛いキャラクターたち。そしてそんな可愛いキャラクターにいつでも会える、サンリオピューロランド!
男性も女性も大人も子供も「みんななかよく」。
「カワイイ」は皆のもの。
あなたのハートにストライクしちゃうキャラクターがきっといるはず!
いつでも心に「サンリオ」を。
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さて久しぶりのクロミ様でもうお腹いっぱいと見せかけてサンリオに関しては胃袋がブラックホール化するというのはサンリオファンにとって常識なので続いて向かうはメルヘンシアター。目的はこれまた期間限定で上演している『よみきかせショー キティとシナモンの「あおいとり」』。
有名な童話の『青い鳥』をキティちゃんとシナモンによる朗読とアニメーションにてお送りするショー。
元々『青い鳥』は古いサンリオアニメでのリトルツインスターズ版を観ていたので話は知っていたが、こうして改めてキャラクターによる朗読という形で聴くとまた違う感動を味わえる。
今の時期だからこその皆を元気づけるイベントという点では同じだが、『Go for it!~笑顔あつめて~』が“動”ならこちらは“静”。心の深いところをじんわりと温めてくれる優しさに満ちている。
キティちゃんよりもちっこくて幼いイメージのあるシナモンがキティちゃん(ミチル)の兄(チルチル)という設定にちょっと笑ってしまったが、見れいれば慣れるので大丈夫。
さて続いてはどこへ行き何を見ようか。コロナ禍になる前からのレギュラーイベントでもある『ぐでたま・ザ・ム~ビ~ショ~』でも観ようかと思ったが、それまでまだ時間があったしせっかく久しぶりに来たのだからあの子にも会っておきたい。
というわけで向かう先はセレブリティな空間を楽しめる常設の『レディキティハウス』。
誰に会いに来たかもうおわかりだろう。デヴィ夫人ではない。
愛の化身にして全人類のお友達、カワイイの象徴でありサンリオの大看板、ミス・サンリオことハローデヴィ…じゃないハローキティのご登場だ。
やっぱりキティちゃんにも会っとかないと。
— 平井“ファラオ”光(馬鹿よ貴方は)【芸人/サンミュージック】 (@hirapoyopharaoh) September 8, 2020
もうさすがとしか言いようがないこの可愛さ。
音量オフで見てください。何かキショみ溢れるおっさんの声入ってるんで。#ピューロアンバサダー #サンリオ部 #芸能サンリオ部 pic.twitter.com/Jzuf5fWGn1
※写真でなく動画を撮っていてここでは動画自体は貼り付けられないのでその時のツイートで失礼。
キティちゃんはレディキティハウスに行けば必ず最後の部屋で待っていてくれる。今や世界で活躍するほどの大スターなのに会おうと思えば誰でもいつでも確実に会えるという。こんなスターが他にいるだろうか。そしてこの対応である。十数秒の間にこれでもかと言わんばかりに可愛い仕草を見せてくれるこの人懐っこさ。僕が「全人類のお友達」と勝手に異名をつけたくなるのはこういうところであり、それがこの子以上に当てはまる者はやはりいない気がするのだ。
僕はカワイイ文化を重要無形文化財に指定し、キティちゃんを重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するべきだと思います。
そしてキティちゃんに癒された後は当初の予定通り『ぐでたま・ザ・ム~ビ~ショ~』を堪能。
ぐでたまがアドリブも交えながらお客さんを巻き込んだトークを繰り広げるショー。こちらはいい意味で本当にいつも通りのゆる~い雰囲気。この日はお客さんも温かくウケも良かった。
全キャラクターの中で一番面倒くさがりなぐでたまなのに、他のショーが軒並み休止中のなか『ぐでたま・ザ・ム~ビ~ショ~』を頑張って続けているのは何だか面白い。
そんな感じでとりあえずこの日見れるショーは一通り周らせていただいた。あとはやはりグッズである。とりあえずお金がねえので飯は食わず、その分はグッズ代に取っておいた(ちなみに食べ物も写真映えする可愛いのがたくさんあるよ)。
この日の購入品はこちら。
ミミィちゃん大好きやねん。
そして普段はあまり挑戦しないのだが、爆裂に欲しいものがあったため運試しのつもりでハロウィンくじ(現在も多分やってるかな?)に挑戦。2回分購入し、目当てのものが出なければやめておくつもりであった。元々こういった運はない方だったので期待も持たず、そもそも目当てのものでなくても可愛いのでそれはそれでよしとして、ホットドッグのことを考えながら適当にくじを引いた。
するとどうだい。
一つはプリン君のチョコと見せかけてポーチのやつ。チョコと見せかけてポーチのやつ。
そして…
これだあ!!!
これこそまさに求めていたクロミ様ハロウィンフィギュア!何とまさかいきなり目当てのものを引くとは。確立にして30分の1くらいである(多分。だいたい)。まあ2回分引いたから15分の1程度としてもこれは見事な引きだ。正直これほどくじ運に恵まれた瞬間は人生で初めてかも知れない。
自分はくじ運ないと思っている人もこれからは引く時にホットドッグのことを考えながら引くことをお勧めします。ハピネスハピネス。
まさかのくじ運に恵まれ充分懐も温まったところで時間も閉館間際。入館直後にクロミ様に会え、グリーティングは2周でき、くじでもクロミ様を引き当て、まさにクロミ様運に恵まれた素晴らしい日であった。大満足ながらほんの少しの寂しさも感じつつ(この感覚も久しぶりだ)ピューロランドを後にする。
が、久しぶりのピューロランド、最後に一つだけやるべきことがある。楽しみはまだ終わっちゃいない。
タイトーステーションに寄ってこう。
ピューロの帰り道すぐ左手にあるのだが、UFOキャッチャーでサンリオのぬいぐるみを常に多数取り扱っており、しかもピューロパスポートを提示すると1回分無料で行えるというサービスつき。ピューロに行けば毎回必ず帰りに寄ってUFOキャッチャーに挑戦し、実際ここで手に入れたぬいぐるみも多いくらいだ。かなり少ない挑戦回数で取れる時もあるので寄っていかない手はない。ここまで含めてピューロランドなのだ。
一つとても可愛いクロミ様のぬいぐるみがあったので年パスを提示しUFOキャッチャーに挑戦。ちなみにこの時にホットドッグのことを考えると絶対失敗するのでご注意。
するとどうだい。
何と一発目で成功!
無料の1回分のみでの挑戦なので完全にただでクロミ様を手に入れてしまった。そのぬいぐるみがこちら。
ワインレッドのリボンが素敵です。
今回のようにごくまれに1回で取れてしまう時があるので、ここのタイトーステーションは実際相当良心的な設定にしてくれているような気がする。しかも難しい時は店員さんがアドバイスをくれたり取りやすい場所に少しずらしてくれたりするので、やはりピューロに近いだけあってここにもピューロリズムが染みついているのかも知れない。
というわけでここまで含めて本当にこの日はとことんクロミ様運に恵まれた素晴らしい日であった。行くか行くまいかさんざん悩んだが、改めてこの日ピューロランドに行って本当に良かったと思う。
今サンリオが力を入れている動画配信コンテンツも勿論素晴らしいが、生のキャラクターが目の前で動いているところを見てこそ真の魅力は伝わるものである。勿論世の状況的に「皆ピューロに行け!ほら行けよ!何やってんだ行けこら!」とは言えない。今はグッズ集めや配信を楽しむ時期にしようとか、そもそも自分のことで精いっぱいという人もいるだろう。そこは各々の判断で全然いいと思う。僕も正直色々とピンチではあるのだが、やはりサンリオという荒廃した社会の中のオアシスとも言える素晴らしき日本文化を絶対に廃れさせたくはない。
だからいちファンとしてこれからも全力でサンリオの素晴らしさをより多くの人に知ってもらうため色々発信していこうと思うし、自らもサンリオスピリットを失わぬよう強く優しくあらねばと思う次第である。
そして疲れたらまたピューロランドにロックマンがE缶を取った時のごとく回復しに行けばいい。
改めて久しぶりのピューロランド、最高でありました。
以上、平井“ファラオ”光からのご報告でした。
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