“封印の書”の作り方

　以前noteで僕が独自に考えたサンリオのオリジナルゲームを書き記した“封印の書”の中身を一部公開させていただいたことがある。

《参照》

　しかしここで誰もがすってんころりんひっくりかえるような衝撃の事実を発表させていただこう。

実は“封印の書”は一つではない。

　むしろ前の記事で紹介した封印の書自体は二冊目にあたり、それよりも遥か古から伝わる第一冊目の封印の書が我が王家に存在するのだ。

　それがこちらである。

　選ばれし者にしか開くことができないと言われるこの正真正銘オリジナル第一冊目の封印の書。今回は特別にその中身を公開しようと思う。

　しかし封印が解かれると同時に凄まじい力が放たれるため、読者の皆様にはしっかりと心の準備をしておいてほしい。

では封印を解こう。

我が王家に古くから伝わる封印の書、その最初のページがこちらである。

　サンリオの可愛いシールを独自にアレンジして貼ってます。つまりオリジナルのキャラクターグラビア集ですね。
　記念すべき最初のページですが、配置とか荒いしまだ手探りな感じが出てますね。

　これも初期。やはり初めの方は大好きなクロミ様をメインに据えたページが多いです。このシール、死ぬほど可愛いでしょ？

　キティちゃんとタイニーチャムが遊んでる下で小さなクロミ様やばつ丸が盛り上がってます。メインとなる大きめのシールの配置をまず考えて、小さめのシールでどう装飾するかという考え方です。

　こちらはメインとなるリトルツインスターズのパステルカラーに合わせて装飾用の小さいシールも淡い色のものを。ゆめかわいいでしょ？

　小さいシールのみで構成する場合は全体をメインと考えてどう形作るか。

　天の川をイメージして。なかなか気に入ってるページです。

　こちらは虹のイメージ。一枚一枚心を込めて貼ってます。

　ちょっと幾何学っぽい模様をイメージしたり。

　超シンプルに家系で並べてみたり（一番すっと全員の名前言えるのがシュガーバニーズっていうね）。

　OLのアグレッシブ烈子（左）と下のYouTuberキティちゃんシールも何となく合うでしょ？でもそれだけだと何か無機質に見えたのでハートのシールをアクセントで。けろけろけろけろけろけろけろけろけろけろけろけろけろけろけろ。

　今をときめくこぎみゅんもいるよ。買ったシールは基本はがせるところは隅々まで全部使います。左ページの細長いやつみたいに貼り方次第で素敵な装飾にできるので。

　隣り合わせるキャラクターは公式的な仲良しパターンもありますが、公式でもあまり見れない組み合わせを並べることで密かにちょっとしたレア感を味わえるというのもあります。
　ところでこの時はまだジュエルペットを観ていない時期だったので他のキャラクターとセットになっているシールを買っただけで誰かもわからず貼ってました。やっぱ動いて喋ってるのを観ると違うよね。今となっちゃあ大ファンですわ。ああサフィー可愛いチキショー。

　右ページは絵画のように見せたかったので真ん中のシールはもう少しメインっぽい大きめのやつが良かったかなと思ってるのですが、この時シールの余りが他になかったもので。ぐーでったまたま。

　ハイパークロミ様ページなわけですが、実はこれ元々「KUROMI」と書こうとしてたのが配分を間違えて途中で確実に収まらないことが分かったので、隙間を埋めて何とかごまかした感じです。こんなこともあるんですな。ブハハ(爆笑)。

　DJハローキティ参上感とのほほんポチャッコ君。それぞれは気に入ってるけどちょっと温度の差が激しいのでページ分ければ良かったかな。

　とまあこんな感じで、まだまだ他にもページはあるのですが今回はこのへんにしておきましょう。

　しかしやはりこの封印の書の良いところは、

・自分だけのオリジナルキャラクターグラビア集を作れる
・デザインを考える楽しさ
・好きなキャラクターを勝手に組み合わせてレア感を楽しめる

といったことが挙げられます。

　そしてもしこれを見ておいらも自分だけの封印の書を作ってみようかな？なんて思ってくれた人はあくまで参考として僕が気をつけている点を挙げておきます。

・行き当たりばったりでなく初めに全体のイメージを固める
・色彩を統一する
・大きいシールをメインにする時は小さいシールを装飾用に
・全体をメインにしたい時は小さいシールのみで構成する
・シールというシールは細かいものでも全部使う（何かしらの装飾にできるので）
・なるべく過去のデザインと被らないようにする
・手持ちのシールの残り分を考えて配分する
・シール一枚一枚の可愛さを噛みしめる
・作業中は気分が乗るのでBGMをかける
・間違ってもビックリマンシールを混入させない

　まああくまで参考としてなので、それぞれ自分のやりたいようにやるのが一番だとは思います。

　あ、ちなみに封印の書自体は謎の魔術師が作った似た形のものが東へ急いだところにある左右を指し示す両手の壁画の中にあるという伝説があります。手に入れるには王家に伝わる合言葉を言うとか3000円くらいとか色々言われています。

　この封印の書に刻まれる文様が全てのページを埋め尽くした時、大いなる力の一つの答えが見出されることになるだろう…。