サンリオキャラクター大賞2019~熱きサブキャラコンテスト~
祭りじゃ祭りじゃ。えらいやっちゃえらいやっちゃ。
投票する阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら投票せにゃ損損。
みてえな?
さて、ここ何回かでキャラクター大賞のメインキャラ達について触れてきたが、今回は同時開催されているサブキャラコンテストについて触れていこうと思う。
サブキャラコンテストは2016年からいちご新聞内で行われている人気投票企画である。
タイトル通りキティちゃんやシナモンといったメインキャラではなく、その家族やお友達のキャラクターの中での人気ナンバー1を決めようという大会だ。
当然いちご新聞を買っている人は一定以上のディープなサンリオファンということになるので、そういう人たちにとってはこのサブキャラコンテストもメインのキャラ大に負けず劣らず熱い企画なのだ。
ちなみに過去の成績で言うと、
2016年はマフィン君(プリン君の友達)、2017年はミミィちゃん(キティちゃんの双子の妹)、2018年はパウダーちゃん(プリン君の友達)が優勝している。
そして今年はサブキャラコンテスト史上最も注目度の高い年なのである。
どういうことかというと、過去のサブキャラコンテストのルールとして、一度エントリーしたキャラクターは次回以降は参加できないという縛りがあったのだが、今年は過去の大会でトップ20に入ったサブキャラ達60名が参加した、いわばサブキャラのチャンピオン大会のような年なのである。
メインキャラでなくても可愛いキャラクターが多いのがサンリオの奥深いところ。この熱きお祭り、今年は僕も投票せずにはいられなかった(投票はいちご新聞一冊につき3キャラまで可能)。
では僕が投票したキャラクターは一体誰なのかというと、
まずはミミィ・ホワイト。
2017年度チャンピオン。まあやはりこの子は強いだろう。一般的にはミミィちゃんの存在自体知らない人も多いが、サンリオファンであれば当然皆知っているし、キティちゃんとは全然違った魅力を持っているということもまた皆知っているので、人気が出るのは当然のことなのである。
一応あまり知らない人のためにわかりやすくキティちゃんとミミィちゃんの違いを教えておくと、プロフィールにあるお互いの「将来の夢」を見ていただければ一瞬で2人の違いが理解できると思う。
・キティちゃんの将来の夢『ピアニストか詩人』
・ミミィちゃんの将来の夢『おヨメさん』
この通り。つまり華やかなエンターテイナーであるキティちゃんに比べてミミィちゃんは圧倒的に庶民派なのである。
性格もキティちゃんは明るく社交的なのに対して、ミミィちゃんは内気で恥ずかしがりやという、双子なのに2人は全く対極の性格なのだ(それでも勿論大の仲良し)。
つまり同じ顔(リボンの位置と色だけ違う)ではあるがキティちゃんとは全く別の魅力を持っているのがミミィちゃんというキャラクターなのである。
この現象を「あだち充現象」と呼ぶことにするかどうか半年前から迷ってます。
もしもメインキャラだったとしても相当上位に食い込んでくるのではないかと思えるほどのポテンシャルを持つミミィちゃん。今年45周年のキティちゃんがキャラクター大賞で優勝し、サブキャラコンテストでミミィちゃんが優勝したら、めでたすぎて僕は気を失うだろう。
続いて投票したのはバク。
ゾナ。我が最愛のクロミ様の忠実なる下僕である。クロミ様同様「おねがいマイメロディ」で初登場し、貧乏な大家庭を養うためにバイトをしながらクロミ様の乗り物となり身の回りの世話もする苦労人というポジションだったが、僕らクロミ様ファンからすればバクはエリザベス女王よりも勝ち組である(しかも一回「おねがい」の中でクロミ様と口キスしてる)。
「おねがい」の中では数少ない常識人だったし、クロミ様の魅力を引き出す役割もしっかり担ってくれているので、強敵は多いが何とか上位に入ってほしい。
最後に投票したのはエスプレッソ。
王者シナモンの友達の一人、エスプレッソ君。少々大人びたおぼっちゃま犬。
僕が始めてピューロでグリーティングしたキャラクターであり、その思い入れもあり今でもシナモンフレンズでは一番好きなキャラクターである。
またエスプレッソ君といえば是非見てほしいのが、『サンリオぽこあぽこ』シリーズの『シナモンのみんなともだち』における、嫌いなピーマンを隠して知らん振りするくだりである。
普段は周りの皆よりも大人びている彼がふと見せた子供っぽい一面。そのギャップの可愛さに僕はアゴを打ち抜かれ脳震盪により気を失った。
あんなに甘いエスプレッソを僕は初めて味わった。
他にもはな丸(ばつ丸の友達)やてるてる(けろっぴの友達)、かぷえもん(江戸時代の役人)なども好きなので投票したかったが、現時点では上の3名に。
果たして結果はどうなることやら。
メインのお祭りも勿論楽しいけどこちらのお祭りにも是非皆さんご参加のほどを。
祭りじゃ祭りじゃ。