士業が問い合わせをもらいたければホームページは少しダサいくらいがちょうど良い
福岡市博多区の開業税理士の平岡大輔です。
コロナ禍により非接触型のビジネスが注目される中で、以前にも増してインターネットによる集客をする方も増えています。
その集客のツールとして自社ホームページを作ることが多いと思いますが、ホームページが集客したいターゲットとズレているページをたびたび見かけます。
自分が言いたいことだけを載せているホームページは集客に効果的なホームページとは言えません。
ホームページを見に来た人が得たい情報が載っているホームページが最も良いホームページであり、問い合わせにはつながります。
そして、ホームページを見に来た人がどんな情報を得たいかというのは年々少しずつ変わるものであり、情報をアップデートしていく必要があります。
私が考える士業が集客できるホームページは、手作り感があるキレイすぎないホームページです。
タイトルにある「少しダサいくらいがちょうど良い」ということになりますがこれには2つの意味があります。
①ダサいホームページは心理的なハードルが低いので問い合わせしやすい
この理由についてですが、ホームページから問い合わせをする方は何も心理的に余裕がある方ばかりだけではなく、困っている方、問い合わせしてぞんざいな扱い受けたらどうしようと思っている方、初歩的な質問して良いか不安な方などがいます。
こういう方は立派なホームページに問い合わせすることを怖がる傾向にあります。
大企業が作るコーポレートサイトのようなデザインのホームページを作ったところで問い合わせが増えない理由はまずここにあります。
②キレイなホームページは更新すると、デザインが崩れることが怖いので結果的に更新しないという、ユーザー目線から外れた行動をとってしまう可能性がある
こちらの理由もホームページを運営したことがある方はわかると思いますが、ホームページの内容を少し変更するとページのバランスが崩れたり見にくくなったりすることがあります。
ホームページの更新を業者へ外注している場合は、更新してほしいという指示を出さなければページが更新されないため、少々の更新であればまとめてお願いしようと思い、すぐには業者へ連絡しないということもあり得ます。
このようにキレイなホームページにしたことで良い情報が載せにくい状況になることがあるということです。
このように「少しダサい」というのは、①心理的ハードルを下げることと、②更新へのハードルを下げるという2つのハードルを下げるという意味があります。
あくまで自論ですが、中小企業や個人事業主は大企業とは違い、名刺代わりの単なるコーポレートサイトに数十万円〜の高額なコストをかける意味があるでしょうか?
集客や人材採用のためであればコストをかけてやるべきですが、名刺代わりのサイトにはほとんど何の意味もありません。
ホームページは目的を明確にして作成すべきですし、そのためのコストにも注意しましょう。
ホームページなど相談ある方は相談乗れますのでご連絡ください。
Twitterの@hiraokazeirishiまでDMください。