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娘のチャリティ活動から思う”視座の高さ”

先週末、娘がチャリティ活動をしているイベントに行ってきました。
どのようなチャリティ活動かと言うとお祭りでレモネードを販売するという活動です。

レモネードの販売とチャリティ活動は何が関係あるの?と思われる方も多いと思います。
“レモネードスタンド”という言葉をご存知でしょうか?レモネードスタンドとはレモネードを売ってそのお金を小児がんの研究のために寄付をする活動です。2000年にアメリカのアレックスちゃんという小児がんに罹った女の子が「自分と同じ病気になった子供たちのために治療の研究費を寄付したい!」という思いから始まり、徐々に世界に広がっているそうです。

娘がこのレモネードスタンドのチャリティ活動に参加したのは3年ほど前。塾で知り合った友達がかつて弟を急性骨髄性白血病で亡くし、小学校低学年の時から代表を務めて毎年この時期に活動を行っているそうです。娘はその活動に共感し、ここ数年は毎年活動に参加しています。

子供ながらにその友達の行動力と使命感の強さには感心します。世の中では自分さえ良ければ良いと考える人が少なくないなか、わざわざ時間を捻出して無償で活動をしているのです。

そして改めて思うことが視座の高さの重要性です。仕事を通じて目の前のお客さんや同僚に喜んでもらいたいと考える人は居ると思います。しかし、会ったこともない人のために必死になれる人はどれだけ居るのでしょう?
私自身、経営コンサルタントして仕事を通じてお客さんの会社が良くなって欲しいと考え必死に仕事をしています。しかし、まだまだ視座の高さが低いと実感しました。やはりお客さんの会社の発展を通じて、世のため人のためになる仕事をしないといけないと感じました。
お客さんの会社が良くなればいいというレベルの視座では、その会社の利益がしっかり出て従業員が豊かな生活を送れれば良いという程度の成長で十分満足してしまいます。しかし、その会社の発展を通じて世のため人のためになることするというレベルの視座であれば、もっと商品・サービスの品質を高めるために成長しなければいけません。

会ったこともない人も含めて貢献するために、自分自身の視座を高め成長していこうと思います。

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